遊園地やオモチャ売り場などで。
子どもに駄々こねられることがあります。
そんなときは白黒つける必要ありません。引き分けでいいんです。
「また次の誕生日ね」などで流してOK。
やってはいけないのは白黒つけること。反省させる、説得するなどです。
駄々をこねるのはワガママでも親を軽く見ているのでもないんです。
「状況が分からない」「気持ちに嘘をつけない」
そういった理由です。
大人の世界では「諦める美徳」がありますが、それは当たり前ではありません。
「ほしいものは欲しい」
「イヤなものはイヤだ」
それが自然です。
とはいえ不安になられるかもしれません。
ただ経験を積んでいけば、理解出来る日は来ます。
大人が床に座り込んで駄々こねるところをみたことないでしょう?
駄々こねには「引き分けでいい」と考えてください。
怒鳴る必要なく、反省や理解も必要ありません。ただその場を離れるなどの対応で構いません。
「私の責任なんだ」「周りから非難されているのはないか」という考えも要らないですよ。
繰り返しますが「欲しいものはほしい」「嫌なモノはイヤ」が通常であり、自然です。
つまり大人が不自然なんです。
例えばですね、心の病など、心を疲弊させてしまうのは「不自然な行為を繰り返しているから」とは思いませんか。
働きたくないのに、限界なのに「やらねば」と思って頑張る。これは動物として生命として不自然です。
むしろ子どもの方が正しいんですよ。それでも不自然な姿にやがてはなるんです。
とはいえ、駄々こねられると大人は困ってしまいますが。
「引き分けでいいや」とストレスを溜めないようにしてください。