説明するまでもない気がしますが、イチロー選手をご存知ですよね。

私はイチロー選手の野球やっている姿を見るたびにジーンと心に響きます。

なぜなら「子どもの姿だなぁ」と感じるからです。

 

私は学習塾や学校で先生をやっていましたが世渡りが出来て、物事に成功する子は実は子どもっぽいのです。

 

「子どもっぽさを持ちつつも自分の居場所がある」

これが最強です。イチロー選手になるコツです。

 

みんな昔は最強だった

実は誰でも最強の時代があります。

 

それは赤ん坊のときです。

子どもっぽさ全開でいながらに、それが許されるのです。

許される=自分の居場所があるということですね。

 

赤ちゃんは興味あるものに手を伸ばして、泣きたいときに泣いて、ご飯に飽きたら遊び始めるわけです。

 

大人でそれやったら即アウトですよね。

 

なので常識やマナーなどを学ぶために保育園行ったり、学校行ったりするわけです。

私も行きました。皆さんも行きました。

 

それが罠なんですよ。

 

みんながイチロー選手になれない理由です。

 

「こうしなさい」「あれをしなければ」といった常識を学ぶと子どもっぽさを忘れます。

大人になったら子どもっぽさは失われます。当たり前なんですが気づいてください。

 

大人になったら子どもっぽさは失われるんです!

photo by Henry Burrows

 

「子ども大人」がちょうどいい

私は学校で先生をやっていました。

なので肌身で分かっています。完全に大人になったら成長終わりです。

 

子どもだから成長するのです。

子どもだから好きなことを追求し続けるのです。そしていつか花開きます。

 

大人になったら、当たり前のことや失敗しない、みんなと同じことをやります。

それだと批判はされにくいですが、大した結果も出ません。花はつぼみのままです。

 

子どもの強さは笑われても気にしない強さです。

 

イチロー選手のインタビュー画像をみてください。


photo by bluXgraphics(motorcycle design Japan)=


photo by bluXgraphics(motorcycle design Japan)=

 

いつも笑われていた。でもプロ野球選手になった。

アメリカに行くときも「首位打者になってみたい」そんなときもやっぱり笑われた

ね?笑われても気にしてないでしょ。子どもはそのまま突き進むのです。

 

大人は常識で考えて努力を止めるんですよ。

子どもは笑われても、批判されてもやるんです。だって子どもだから。好きだからやる。それだけ。

 

もう一度言います。

 

大人になったら子どもっぽさは失われます。

完全に大人になったら成長終わりです。

 

子どもでいいんですよ。それがイチロー選手になるコツです。

目安的には「こども大人」くらいでいいんです。こどもっぽさを多分に残している大人が丁度いいんです。

 

「こども大人」に育てる方法

イチロー選手になるには「こども大人」を目指してください。

子どもっぽさは無くしていくので残す意識が必要です。

 

ただこどもっぽさを残すためには本人だけでは不可能です。

家庭環境が大事。

なぜなら世の中は「大人になりなさい!」という空気で溢れているからです。

 

ちなみに大人ほどイチロー選手のようなこどもっぽい人を笑います。

常識で全てを見ているからです。

 

ではその常識人が多い場所はどこでしょうか?

 

学校ですよ。

 

私やみなさんが通っていた学校です。今、お子さんが通っている学校です。

学校は常識の塊です。

 

先生とは常識を教える人です。言い換えれば子どもらしさを否定する人です。

学校とは子どもっぽさを無くして、大人になるための場所です。

 

自信持って言えますが、イチロー選手の夢を笑ったのは学校の先生でしょう。

 

同じ例はいくらでもあります。

サッカーの三浦選手も高校時代のブラジル留学は先生に止められていました。

 

先生は常識や慣例で物事を見るからです。

 

なのでイチロー選手のような「こども大人」で居続けるには家庭環境が大事なのです。

 

家庭環境とは「親がどんな人間でいるか」です。

 

どうぞやさしいお母さんになってあげてください。※お父さんでも可

 

ここで言う、やさしいお母さんとは、こどもの夢を育てるお母さんです。

 

やさしいお母さんの反対は正しいお母さんです。

 

正しいお母さんは常識で子どもを見ます。

 

夢よりも常識的な収入、世間体、地位や名誉などを大事にします。

「高い収入や地位を得ることが良い人生だ」「子どものためだ」と思うのです。

 

それは世の中的には一定の評価はされるでしょう。

 

ただ子どもからすればちっとも嬉しくありません。

 

正しいけどやさしくないのです。

 

やさしいお母さんになる方法

一言で言えば「毎日このブログ読め」ですがそれだと読者さんが減りそうなので言いません。※言ってるか・・

 

やさしいお母さんになるには、お母さん自身が「こども大人」になることです。

 

お母さんも好きなことやりましょう。

自分の感じていることや嫌な気持ちにも正直になりましょう。

 

それが親子のためなんです。

 

私は先生やってましたが、先生から多少嫌われても大丈夫ですから。

 

ていうか先生から完璧な評価をされて、誰からも批判されないならその子は無理してます。不自然です。

完璧な大人になるには自分の夢や想いを封じ込めないと出来ないです。不完全でいいんです。

 

夢は破れてもいい

夢は成功すれば最高ですが、夢破れても深い人生経験が得られます。

その人生経験は次のチャレンジにおいて必ず役に立ちます。

 

常識に縛られて若いころから何もしないのが本当の失敗です。

 

どうぞお子さんの夢を育んでください。

 

私は高い収入を得ること、地位や名誉が人生において重要だとはこれっぽちも思いません。

 

ただお金は沢山あって悪くはないでしょう。

やさしいお母さんになれば、将来成功してお金持ちになるかもしれません(笑)

photo by jamieca

 

というわけで正しいお母さんよりもやさしいお母さんになってください。

親子ともに良いことだらけですよ!