親子でも夫婦でも、友人にだって使えてしまう会話の増やし方です。
みんなそうですが、自分のことを話したいんですよ。
自分の何を話したいかというと好きで好きでたまらないことです。
私は高校生のころプロレス大好きでした。
熱く語れる友人がいなかったのですが、大学行って出会いましたよ。
「うぉー話が通じる!」と嬉しかったのを覚えております。
でね、自分と同じ趣味嗜好を持つ人とはなかなか出会えないんですよ。
学校でも同じで自分の好きなものをとことん話せない場合もあります。
だから子どもの好きな話題を聞いてあげることはすごい喜びなわけです。
子どもが好きで好きでたまらないことを引き出してあげるのがポイントなのです。
何もその話題に詳しくなくてもいいんです。子どもの方が詳しいので質問すればいいんです。
私のプロレスで例えてみましょう。
みなさんアントニオ猪木くらいなら知ってるでしょ?
なら「猪木は今もプロレスしてるの?」でいいんです。
「強いレスラーって誰?」とかありますよね。
一例、挙げるとこんな感じです。
親「一番強いレスラーってだれ?」
子「武藤敬司」
親「武藤ってどんな人?」
子「おじさんだけど、カッコいいんだよ」
親「何歳くらいなの?」
子「50歳くらいかな」
親「50歳でもプロレス出来るんだ」
子「いっぱいいるよ。60歳越えて現役とかも・・」
と延々に続きます。
コツは知りたいと思うことです。
もう思い込むんですよ。「知りたい」と。
「そうだ。私はプロレスに興味あるんだ。間違いない。知りたい。頼むから教えて」
テクニックより、そう思い込む方が確実です。思い込めるほどに質問が次々と湧いてきます。
「こんなに話し込んだのは始めて」とか言われますよ。
これは夫婦、友人誰にでも応用出来ます。
私は男性ですが、老若男女どんな話題でもついていけますよ。
私は前職は先生でしたが、私と昆虫の素晴らしさを語るために学校来ているという男の子いましたよ。
というわけで親子の会話の増やし方は自分が何かを話すんじゃないんです。
相手の好きで好きでたまらないことを聞くんです。
「知りたい」と強く思う。・・・興味なくても。
「私はこの話題に興味あるんだ。知りたくてたまらん。教えてくれ」
そう思い込むのです。
最初は違和感あるでしょうが、そのうちお箸の使い方のように出来て当然になっていきます。
親子関係が変わりますよ。ぜひ。