誤解を恐れずに言えば。

療育とは「運転免許」と同じです。

あれば便利ですが、なくてもなんとかなる。人によっては重要だけど「便利である」の域は越えない。

 

子どもが知りたいのは生き甲斐です。

 

大富豪でも生き甲斐のない大富豪は虚しい日々でしょう。

会社勤めでも、生き甲斐のある人は楽しい人生です。

障害ある子も同じだと思うのです。

 

子どもは「僕の生き甲斐って何だろう?」「私は何に夢中になれるのかな??」が知りたい。

生き甲斐を探してくれる人、一緒に楽しんでくれる人が大好きです。

 

でも、そんな人はなかなかいません。

学校でも、社会に出ても「あなたの生き甲斐はなに?」と応援してくれる人は稀です。

多くは「勉強しましょう」「お仕事しましょう」と求めてきます。

「僕の生き甲斐探してよ!」と言っても「うん、まずは勉強してからね」となります。

 

幼いころの時間をどう使うかって大きいのです。

生き甲斐は幼い頃の「これ大好き!」で決まることが多いですから。

 

社会人になって「そういえば自分の生き甲斐ってなに??」と振り返る障害ある子は結構います。

探してもらえないでしょうか。とっても感謝されますよ。