「子どもの話を聞いているとイライラする」
アドバイスを受けて子どもの話を聞いてみた。でも実際やるとイライラする。
私にも同じ経験あって、快く聞けた時期と聞けなかった時期があります。
聞けなかった時期は心の中に思惑があったのです。
「聞いてあげるからこれしてね」みたいな下心ですね。
振り返ると、黙っているだけで話は聞いてなかったです。
「話を聞いたのに何も変わらないじゃないか」と思ったりしませんか。
私はそれがありました。
「子どもの話を聞きましょう」というのは小手先の話。
実は根っこに子どもの存在をうけとめる想いが必要。
想いを阻むものは頭の中にある規律です。
つまり「こうしなければ」とか「言うこと聞かせよう」という発想をなくすことです。
ということはですね。
「言うこと聞かせよう」と思えば思うほど話は聞けなくなる。
相手の話を聞かないので仲は悪くなる。親子関係はどんどん気まずくなる・・・
という悪循環になるんです。
「言うことを聞かせよう」と思わないことが相手の話を聞くコツであり、言うことを聞いてもらうコツなんですね。
握りしめたらダメなのが人間関係です。
手を強く握りしめたら痛いです。だから包み込むように握るのがコツ。
相手の存在も同じで握りしめたらそれは痛いんです。
包み込むように、時にはパッと手を離すことで良い循環が生まれます。