学校に足りないモノはぜひ家庭で補ってください。
学校の役割と家庭の役割を意識することで、良い循環が生まれます。
結果、お子さんは前向きになっていきます。精神的な自立や不登校の予防、進学や就職にも繋がっていきます。
学校に足りてないものは何か。
それは子どもの想いを汲むことです。
想いを汲まずに教えるとどうなるのか?
それは形だけ、学校にいる間だけの教育になります。
私たちが子どもの頃も制服や生活態度などで評価されていましたよね。
自分の想いを汲んでくれる先生は少数だったはず。学校とはそういうものなんです。
この流れはほぼ確実に変わりません。逆流することなく流れていきます。
「人には心がある」
この当たり前過ぎる事実を多くの人が忘れていませんか。
心があるから人間です。
人と機械の違いは心の有無です。
子どもが思い通り育たないのも心があるからです。
「心が成長の邪魔をしてる」のではないんです。
心へアプローチするしか成長はないんです。
自主的に考える、自分の個性を発揮するに学校は不向きです。
学校とは平均化、均質化を目指す場所。みんなで同じ価値観を共有する場所です。
例えば学校があるから私たちは共有出来るものを持っています。
国語、算数やマナーや生活態度などは日本全国共通です。初対面で話しても運動会や友達関係、先生のエピソードなどをみんな持っているもの。
学校は必要です。
ただ学校は平均化がモットーなので「私はこう思う」といった個人の資質が伸びない。
「みんなと同じことをしながら個性を育みなさい」は事実上あり得ない話です。
周りを意識したら個性は出せません。
学校は均質化を止めることは出来ないですし、する必要もないでしょう。
今、必要なのは学校との付き合い方です。
均質化を求める学校で我が子が夢や目標を見つけるには?
先生の考えが分からない。話しても埒があかない。
不登校やいじめを防ぐにはどうすればいいのか。
形だけの教育にならないよう心にアプローチするための方法は?
これら問題に学校は応えられているとは僭越ながら思えません。
ポイントを一言で言えば「人は想いで生きている」という感覚です。
想いを満たすために生きていますし、想いをなくすと全てがムダになります。
「常識通りにやるべきだ」
「人間には正解がある」
多くの人がそんな勘違いをしています。
常識よりも当たり前のことが大事です。それが心から湧く想いです。
「私たちは何のために生きているのか」
こんな当たり前を真剣に考え直す時期に来ているのでしょう。
人は想いで生きています。
学校では個人の想いより常識を学びます。なら家庭は想いを育みます。
このバランスを取りながら通えれば不登校を防ぎ、夢や目標や心許せる仲間が見つかっていきます。