子育てにおいて「年齢相応の応対しましょうね」は定番です。

中学生に3歳児の扱いをすると「馬鹿にしないで!」と怒られるでしょう。

 

では知的に遅れのある障害ある子の場合はどうなるのでしょうか。

それは自分を偽らないことが最も大事なんです。

 

”正しい”を意識するとこうなる

「年齢相応の対応をすると自覚がもてる」

確かにそうなんです。

例えば特別支援学校で高校生になったら「高校生になったね」と相応の対応をした方が自覚がもてます。

 

作業所入所や就職をきっかけに落ち着きは出てくるものです。

 

とはいえ。

 

「高校生らしくあれ」というノルマにすると子どもは疲れちゃいます。

どこかで自分を偽らない時間がいるんですよ。

 

お家では自分を偽らない時間を

自分を偽る時間を言えば仕事をしている時間です。

サラリーマンでもバイトでも、背伸びして無理してますよね。

 

ずっと背伸びしてると誰でも疲れてしまいます。

 

子どもも同じで「自分を偽らない時間」が必要なんです。

その時間はやっぱり家ですよね。

 

だからお家では「こうあるべきだ」を減らしておきましょう。

 

ご家庭にとって「これが最適だ」と感じるルールがホントの正解です。

 

自分を偽らない時間が最も大事ですよ。

 

それはお子さんだけでなくお母さんもですからね。

 

背伸びも大事ですが、本当の自分になるのも大切です。

無理せずに楽しい時間をお過ごしくださいね。

photo by Mel Peffs