「今の職場を辞めたくない」という働くお母さんなら必見です。

仕事をされていない方でも、登校でバス送迎を利用している場合は慌てることないよう知っておくと良いでしょう。

作業所の送迎時間の話です。

photo by Ian Freimuth

photo by Ian Freimuth

 

私は特別支援学校の高等部での勤務経験があり、この送迎問題に何度か出くわしました。

 

学校の送迎と作業所の送迎は時間帯に若干の差があることが多いのです。

 

このことにより高等部3年生で進路先が決まってから、困ってしまうご家庭があります。

 

ですが、あらかじめ知っておけば対策がうてます。良くないのは高等部3年生になってからこの問題を知り、慌てることです。

もうすぐ高校生な方も、もうちょっと先な方も。ぜひチェックしておいてください。

 

作業所の開始時刻は学校よりも遅い

地域の小中学校、特別支援学校関わらず、公立学校であれば始業時間は8:30~9:00ごろでしょう。

バスの送迎時間も始業時間に間に合うように設定するので7時台から送迎バスが来ることが多いはず。

 

これに対して障がい者作業所の開所時刻は、学校よりも遅い傾向があります。

作業所は大体は9時~10時頃が多いはず。30分かあ1時間ほど遅くなります。

この理由は学校と作業所の運営の仕方が違うからです。

 

卒業後に行く作業所は送迎時間が学校より若干遅い、と覚えておいてください。

 

実際にある話ですが、進路先が決定してから送迎時間の都合が合わず調整が難航することが一定割合で毎年起こります。

やむをえず、送迎のため子どもの卒業と同時に仕事を変えられる保護者の方もいます。

 

こういう事態は避けるべき問題です。

 

なので強調しておきます。

現在働いている方は、お子さんが高等部に入ってから始まる作業所実習の際に開所時間をチェックしてください。

 

現在作業所の数は足りなくなってきているので、一度決まりかけた所を簡単に変えることは出来なくなってきています。

高校3年生になって「送迎時間が合わないので別のところへ」と要望を出しても進路先を変更できない可能性があるのです。

 

ただ対策が全くないわけではありありません。私の知る限りの情報をお伝えします。

 

ヘルパー事業所を利用する

帰り限定になると思いますが、ヘルパー事業所を利用する方法があります。

 

「作業所の送迎でなくヘルパーさんに送迎してもらうの??」と思われるかもしれませんがそうではありません。

基本的にヘルパーさんは通勤では利用できないのです。

 

ただ通勤でなく”移動支援”なら話は別です。

 

例えば16時にヘルパーさんが作業所まで迎えに来ます。そのまま家に帰ったら”通勤”ですね。

でも作業所の帰りにどこかのお店や図書館などで、寄り道すればそれは移動支援なわけです。

若干屁理屈な感じはありますがルール的にはOKなのです。※地域によってNGな所はあるかもしれません。

photo by stephanie vacher

photo by stephanie vacher

 

仕事の事情は早めに伝えておきましょう

進路相談は高等部に入ってからが多いと思います。具体的にどの作業所へ行くかは、高等部2年生くらいからでしょうか。

 

出来れば高等部1年生のときから「今の仕事を続けたいので近所の作業所や送迎時間の早いところを希望します」と担任の先生や進路担当の先生に伝えておくことをおススメします。職場実習を組む際の参考にしてくれるはずです。