本サイト夢へのEn-Zinは『障害ある子の教育には夢が大事』と訴えております。
以前こんな記事を書きました。
↑要は『夢のサイズ以上に子どもは育たないですよ』という話。
成長というのは『したいからするもの』なんです。
義務や責任や損得でするものではない。
ただ時折先生と呼ばれる立場の人は義務や責任を持ってきます。
でも義務や責任だと形だけに終わるものなんですよ。
これは私が特別支援学校で何度も感じたこと。
地域にある小中学校と違い特別支援学級や支援学校は非常に先生が多い環境。
小さい頃から障害ある子たちは多くの先生や大人に囲まれて育っていきます。
それは良い反面に悪いこともあります。
それは「自分の夢を忘れてしまう」ということです。
『こうしなさい』『こうあるべきだ』を言い換えると『自分を押し殺して周りに合わせなさい』ということ。
それが間違っているわけではありません。
ただバランスを崩すと『自分はどうしたいのか』を忘れます。
似たような例で言えばブラック企業です。
会社や世の中の貢献や時には家族のためだと称して奉仕求めます。
バランスを崩すと夢を忘れるのです。
夢は器である
夢は器に似ています。
大きい夢を持つと器が大きくなるのです。大きくなった分だけ伸びしろがある。
夢がしぼむと器も小さくなります。伸びしろもその分縮みます。
だからまず必要なのは子どもの夢を膨らませること。
『大きくなりたい!』『明日もきっと良い日だ!』そう思っている子はそのサイズに合わせて成長していくものです。
新垣結衣も言っているぞ!
私と同じことを女優の新垣結衣さんも言っています。
私、テレビで見て『マジ!?』とビックリでした。
コレをご覧ください!
https://www.youtube.com/watch?v=rHS3lmCTxhI
・・・
なんだよCMじゃねーか
夢がどうして大切なのか。人は夢で描いた自分以上になれないから
これですよ。
昨年のドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』で大活躍されたあの新垣結衣さんも同様のことを言っているのです。
CMの台詞でしょ?
で、しつこいですが障害ある子ほど先生に囲まれています。
障害のない子は先生とある程度離れた距離にいますし、成長すれば反抗することも可能です。
中学、高校で学校で反抗する子が全て間違っているとは私は思いません。
あの中には大人の理不尽さに耐えかねていた子もいるはずですから。
でも障害ある子はそれが難しいのです。
出来ないことや苦手なことがあるため先生や周りの大人に反抗しきることが出来ない。
ゆえに自分はどうしたいのか、どうありたいのかという夢を忘れていきます。
だから成長が止まるのです。
それに対し『あなたはダメだ』『もっと出来るようにならなければ』と大人は義務を言います。
これが逆効果。
結果どうなるかというと見た目だけの自立や教育になります。
障害ある子に夢がどうして大切なのか。
障害ある子は夢を失いやすい環境にあるから。
そして人は夢で描いた自分以上になれないから
とあの新垣結衣さんも言っております!※言ってない
というわけで夢を大切にしてください。
『自分は何が好きなのか』『何が得意なのか』を知ることが大事です。
小学校低学年くらいまでなら沢山の経験を積ませてみましょう。
出来る範囲内でいいので色んな場所や経験をさせてみせてください。
その中から自分の好きなことや好きなものがあるはず。
成長していけば『夢を奪われないこと』が必要になってきます。
周りの『こうあるべきだ』『こうしなさい』が増えていきます。
周りの声を止めるのは困難ですが家では止めることができます。
ダメだしや義務をちょっと控えめにしてみてください。
障害ある子ほど夢を膨らませるべきです。
それはしぼませる要素が沢山あるから。
夢を膨らませてください。描いた夢の大きさに合わせて子どもは成長していきます。