自分が知っている
「この仕事やってて良かったな」と思うことがあります。
先日はメール相談の方から「ここ数年で一番気持ちの良い朝を迎えました」といただきました。
私がやっているのは、自己啓発です。
「あなたの夢は何ですか?」との想いで誰とでも接しています。
相手の方は「私の夢は何だろう??」と自己との対話になっているはずです。
特にカウンセリングのときはそうなっていると思います。※日常ずっと「あなたの夢は?」でいると流石に疲れます。
教えることには限界があります。
読む、教わるなどで分かるのは表面的なものです。
深い優しさを知りたくなったら、自己との対話をオススメします。
有り難いことなのですが、私の親は「ああしなさい」「こんな人になりなさい」と言ってきませんでした。
「ほったらかしだな、俺」と中学、高校時代に思ったものです。
反抗期は私にはありませんでした。反抗する理由がないんです。
教育されないことで私は自己との対話をずっと繰り返してきたと思います。
先生時代に一人で障害者スポーツの普及に突っ走ったのは、「自分はどうしたいのか」でやっていたからです。
校長先生に「スポーツ普及をやるように」と言われたら、全力でサボったでしょう。
「子どもたちのために頑張っているね」とスポーツ普及活動している際に褒めてもらったことがあります。
嬉しい反面に返す言葉に困ってしまいました。
普及させたのは子どもたちのためでもありますが、自分のためでもあります。
多分、純粋100%に子どもたちのためでは私は続かなかったでしょう。
「あなたの夢を叶えたい」と私は思っています。
それは私が喜べるからでもあります。
私は小中学校時代は劣等生だったと思います。
「俺はクラスで下から何番目だ??」となぜか下から数えていました。
昔の自分と重なる相手を見ると「これは俺だ」という気持ちになります。
相手の夢が叶うと、なんだか自分の夢が叶ったかのように思えてきます。
「私たち」の感覚が大事です。
深い優しさを発揮したければ「私たち」です。
どうすれば「私たち」と思えてくるのか。
それは自己を掘り下げることによって実感出来ます。
嫌な相手から離れて、自分の感性を蘇らすと思えてきます。
「何いってんの?」と思われそうですが、「答えは自分の中にある」ということです。
「本を読んだり、教わるより、上の方法がある」と思っていてください。
他人の答えより、あなたの答えの方がよっぽどあなたを救ってくれます。