読むより話す
先日、私が学校の先生してたときの生徒と会ってきました。
彼は進路先に悩んでいました。
やりたいことが分からない、宙ぶらりんの気持ちのようです。
「本心引き出してやろう」
こういう状況になると、私は血が騒ぎます。
「今まで楽しいと感じたことなに?」
言葉のトーンを変えて質問しました。
「ゲームしたり、スポーツしたり・・」と返ってきます。
「そうかぁ」と口角をあげて笑顔を作ります。
「好きなことがあるのは良い事だ」
「君の夢を知りたい」
笑顔には、そんな気持ちを込めています。
「小さい子の面倒をみる仕事をしてみたい」
唐突に、彼は夢を語り出しました。
「なんで小さい子の面倒みたいの?」
私はそう返しました。
内心で「おっ!本音出てきたな」と嬉しく思いながら質問しています。
彼は高校生になり、学校を通して小学生の子らと触れ合う機会が増えたそうです。
その時間が楽しくて「小さい子の面倒をみたい」と思うようになったとのことでした。
「君は優しいからな」
間髪入れずに私はそう言いました。
彼は先生からダメだしされることの多いキャラでした。
何を言われても笑っていることが多く、前向きでした。
私はそれを彼の優しさなんだと思っていました。
「君は優しいからな」
彼の人生を変えようと思ってそう言いました。
同時に「ダメだしに惑わされず、自分の良さに気づけ!」
そんな念を込めています。
彼は何も言い返しません。
心が動いたとき、言葉は出ないものなので「これで良し」です。
読んで、聴いてばかりでないですか?
ご自身に問いかけてみてください。
誰かの話を聴いてばかり、読んでばかりでないですか?
「自分はこう思う」
誰の意見も関係ない、自分の気持ちを発していますでしょうか。
「自分の人生にこんなことが起こるなんて思ってもなかった」
「(相談始めて)変われそうな気がしています」
そうおっしゃってくださる相談者の方がいます。
大きな変化を望むなら、読むより話すことにチャレンジしてください。
空気を読まず、顔色うかがわず、誰の意見も関係ない。
そう思えたとき、あなたオリジナルの気持ちが出てきます。
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ただ今、当サイトでは「1回無料カウンセリング」を募集しています。
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・怒鳴りたくないのに怒鳴ってしまう。自己嫌悪になる。
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