先生に反抗したり、校則違反したり。

「ウチの子、大丈夫なのかな??」と不安になるんじゃないかな、と思います。

 

元先生の私が太鼓判を押します。

反抗していても、人を思いやる気持ちがあれば大丈夫です。

 

例えばこんな子がいました。

テニス部だけど、毎日相撲とレスリングに明け暮れている。注意しても何もやらない。

茶髪で毎日先生と喧嘩している。遅刻が多く学校にも来ない。

 

「問題のある生徒」と評価はされますが、卒業後の彼らは礼儀正しい社会人になっています。

 

彼らは「正直に生きたい」という願いと思いやりがあるんです。

 

正直に生きたいのは心が熱いのです。

思いやりがあれば、人の間で生きていけます。

 

学校は「ルール通りにやっているか」という基準で評価しますよね。

同じ評価基準をお家では持たないようにしてもらえますか。

 

「ルール通りにやっているか」の代わりに「思いやる心を持っているだろうか」で評価されることをオススメします。

 

子どもはこんなことを思っている

学校ではルールを守らない子は指導されます。心ない言葉を言う先生もいます。

大人が思う以上に傷ついている、と考えて良いです。

強気に見えても、心の片隅で「あれ?自分が間違っているのかな」など揺れています。

 

子どもは干渉を嫌がりますが、同時に見守っていてほしい、認めてほしい気持ちも持っています。

 

ただルール通りに大人しくしている姿を褒めなくていいんです。

理由は我慢しているからです。我慢を褒められても嬉しくないものです。

 

言われなくてもやった行動を褒められると嬉しいのです。

家族や友人への思いやりが見られれば、そこをぜひ褒めてあげてください。

喜んでくれるでしょう。

 

思いやりの方が万能です

ルールを遵守するより、思いやりの気持ちの方が万能なんですよ。

 

授業中静かにしなくてはいけないのは、静かに勉強したい子がいるからです。

遅刻がいけないのは、そのままでは社会に出ての信頼を失うからです。

 

思いやりさえあれば、理解出来る日は来ます。

学校でのルールは知識として仕入れておくだけで大丈夫です。

とんでもないワルでも、就職すれば真面目に働けます。

 

男の子でも女の子でも、先生に反抗してるけど良い子はいます。

ただ学校時代になかなか評価されにくいのが不憫に思います。

一番大切なものが分かっている彼らを褒めてあげてください。普段評価されてない分、めっちゃ喜んでくれますよ。