自信ってどうやって身につくと思いますか。

誤解が多くあるなって思いますが「出来るようになったら自信がつく」と思われているじゃないですか。

 

学校や教材や塾のキャッチコピーには「出来るようになれば自信がつく」とありますが、逆です。

出来る、出来ないを考えなくなったら自信が身につきます。

子どものころって何だか分からないけど「出来る!」って思ってなかったですか。

あの子どもの姿がヒントです。

 

自信とは比べないことから始まるんです。

 

「あの子みたいになった」「標準的なことが出来た」

そう考えている時点で自信は揺らぐんです。

 

根元から違っているんですね。

そもそも「比べる」は人に対してやるものではないんです。

 

「このミカンとあのミカンはどっちが大きいかな??」

「どっちのお店が安く買えるだろう??」

 

比べるのはモノに対して使うんですよ。

刃物と同じで人に向けて使うと危険なのが比べるです。

悩みのスタートは劣等感からですが、もっと言えば比べるです。

 

幼い頃の子どもたちが答えですが、彼は全然比べてないじゃないですか。

だから自信満々なんですよ。

 

子どもたちは人に上下なく、優劣もないことをしっています。

福沢諭吉やお釈迦様の言う通りですよ。本当に優劣はないんです。

 

大人になるとお金とか成績とか数字を知るじゃないですか。

数字を物差しにして世の中を測ると上下は生まれてくるんです。

 

でも、数字以外の幸せとか満足度とか測るとお金持ちも貧乏人も変わりません。

お金持ちで「私は不幸だ」という人もいるし、お金なくても「私は幸せ」という人いますから。

 

心の中は比較できないんですよ。

ゆえに「百害あって一利なし」が比べることなんです。

 

子どもはこう思ってます

私は先生してましたが、中学校あたりから学校は「比べる」だらけです。

先生は比べるし、子ども同士でも比較しあう。成績や運動能力とかですね。

 

学校って毎日会うじゃないですか。

家族でもお互いを比較しあったら辛いですよね。

子どもたちは辛いんじゃないか、と察しています。

 

出来れば、お子さんに伝えてほしいんです。

「そもそも比べるは人に使うものじゃないんだよ」って。

 

「えー!」とビックリするでしょう。それくらい常識になってしまってるはずです。

伝えることで「私はあなたを比べてないよ」のメッセージにもなりますからね。

 

私自身もなるべく人と比べないようにしています。

おかげさまでストレスは大分減りました。

 

よかったらご家庭でもお試しください。

気持ちが楽になって、肩こりとか、頭痛とかそんなのもなくなるかもしれないですよ。