社長は個性が大事です。社員は忠実さが大事。

立場によって求められる能力は違います。

 

そして公立学校とは「忠実なサラリーマンになれる養成所」です。

言い換えれば、公立学校の教え方では個性やリーダーシップは伸びない。

 

と、そんなことは既に分かっていて英才塾や私立学校へ進ませようとする親御さんもいるでしょう。

ただそれが全てでもないんです。

 

私立学校は選抜試験があるため、入っている子は大体が似ています。

これは「多様性を知る」という意味ではマイナス面でもあります。

 

公立学校にも良さはあるのです。

「夢を叶えてほしい」「個性を発揮してほしい」

そう願うご家族へ向けて公立学校で個性や才能を伸ばすコツをお話しします。

 

公立学校のジレンマ

公立学校でも個性は伸ばせます。

ポイントは学校とは逆のことをやればいんです。

 

公立学校に通う際は「方法よりも意欲の方が大事」と意識してください。

 

例えば、勉強は優れた参考書や教育メソッドよりも、勉強への意欲が遙かに大事。

ただ公立学校は意欲を育んでくれないのが大きなネックなんです。

 

学校は「みんな同じ」が主軸です。

みんなと同じことをしていれば個性はなくなります。「こうありたい」という意欲もなくします。

 

だから学校の逆をやるんです。

公立学校には「個性を育みたいけど本当にやると仕事にならない」というジレンマがあります。

バッサリ言えば生徒は無個性でみんなと同じことをしてくれる方が先生は楽なのです。

 

この構造がある以上、公立学校でスローガンは掲げられても実際に個性や意欲は育まれない。

この状況を打破するのは家庭の在り方です。

 

ルールや規律や協調性は学校で必ず学べます。

それがないと先生が困るので協調性は必修科目です。

ですが個性や意欲は選択科目か教えません。

 

つまり家庭は学校と真逆の役割です。

個性や意欲を育むことを大切にしてください。

 

家庭で気をつけること

公立学校は均質化が第一ですが、それはそれで意味はあります。

学校を否定し注文をつける必要は特にありません。

家庭での過ごしに尽力してください。

 

家では好きをとことん突き詰めるようにしましょう。

親は親で好きなことをしてください。子どもは子どもで好きを突き詰める。

 

そうすると学校の先生からはあんまり褒められません。

怒られることもあるでしょう。

 

家庭に対して注文も入る場合もあります。

その注文の内容は鵜呑みにせずよく吟味してください。

 

友達に迷惑かけているなら反省することも要るでしょう。

ただ先生なら気にしないで大丈夫です。先生は個性と意欲を理解出来ないのです。

 

なぜなら先生も個性を抑えて仕事しています。

だから相手の個性が理解できない。なので気にしなくていい。※公立の先生すみません。

 

家では個性を尊重し、愛情を伝えていてください。

愛のある個性は世の中を良くします。子ども本人にも幸せをもたらします。

 

学校ではルールや常識を学ぶ。家では個性を伸ばす。愛情を伝える。

 

このバランスで意欲は保たれます。

公立学校へ通う子の意欲が高まれば社会も良くなるのでいいことずくめです。

ぜひ。