初恋の頃を思い出してください。
あなたの好きな人が100円の便せんにラブレターを書いたら、その便せんは100億円以上の価値をもちます。
嫌いな人があなたを罵る文章を書いたらゴミ箱行き。100円の価値もない。
価値というのは金額ではない。
あなたがどれだけ好きになれるか。
どれだけ想いを込められるかが本当の価値。
価格や料金、値段などは他人が決めたもの。本当の価値を決めるのはあなた自身。
「私は何が好きなのか」
「どんなモノに心ときめき、何をしているときに心躍るのか」
他人の価値観より自分の価値観を知ること、忘れないことの方が大事です。
そして自分の価値観を探しているのが子どもです。
遊びに夢中になるのは「これは本当に自分の好きなものか」を確かめているから。
そんな姿にイラッとくることもあります。
でもたまには見習って一緒に子どもみたいに好きなことを探し、遊んでみてはどうですか。
自分の想いが価値を決める。
人間の本当を知っているのが子どもです。忘れているのが大人です。
そんなことを思い出せるのは一緒にいるお母さんの特権なのでは。
男で独身の私にはそれがうらやましいくらいです。