学校に通う頃になったら子どもの話を聞いてあげるようにしてください。

「家に帰ったら自分の話を聞いてくれる人がいる」それだけ子どもは大いに救われます。

 

私が先生をしていたとき「俺、忠誠誓ってるし」「先生に話すのが楽しみで学校行く」と言われたことがあります。

それは私は話を聞く先生だったから。そして周りの先生は指導ばかりで誰もその子の話を聞こうとしないから。

「遅刻するな」「仲良くすること」「正しい服装しなさい」など学校は小学校も中学校も特別支援学校もどこでも同じです。

学校に通い出す頃は話を聞いてくれる大人がいません。

 

だから逆をやるんです。

 

あなたは徹底して話を聞く。

「相手は何を話したいだろうか?」と想像してみる。

失敗談やかっこ悪い話はしたくないだろう。成功した話、むかついた話をしたいはず。

 

だったらそれを聞くことです。初めは成功した話、得意そうな話がいいでしょう。

 

やがてお母さんをみるお子さんの目が輝いてきます。

「ただいま」の声や「お母さん!」と呼ぶ声が弾んできます。やがて聞かずとも相手側から報告もしてるでしょう。

そのうち想像できないほどの喜びが訪れることもあります。

 

そんなときあなたはお子さんと心の結びつきを感じられます。

「この子の側にいれて良かった」と思えてきます。幸せを感じる瞬間です。

 

子どもを輝かせた親が世界で最も幸せな親になれます。