学校というのは終始一貫「見た目の教育」です。
点数、運動の結果や服装や髪型、生活態度の指導などあらゆるものが「見た目」です。
「見た目を整えれば心が良くなるんだ」という考えが基本です。
ただ逆なんです。
心が良くなると目に見える結果が変わります。
どう考えても「心が先」が自然なんですが、学校では逆をやっています。
「なんで?」と疑問に思われるでしょうが、これが「常識の怖さ」なのでしょう。
「玄関では靴脱ぐのが常識」の日本人が欧米に行けば通用しなくなります。
箸やスプーンでご飯食べるのが日本の常識ですが、手で食べる地域では「なんでそんなことするの?」です。
要は最初に経験したものを常識と思い込むのが人間です。
先生も同じで「見た目を整えれば心が良くなるんだ」の方式が既にあるので常識になっているのです。
つまり。
表現やらしいですが「先に心だ」を抑えておくのが周りより頭一つ抜き出る方法でもあります。
より人望を集めるためには?
長続きする勉強のコツは?
スポーツや芸術で結果を出すには?
気の合う友人や仲間を作るには?
これら全て心が作り出しています。
ではそんな心を作るのはどうすればいいのでしょうか。
これも学校の”失敗”から答えを導き出すことが出来ます。
学校は見た目を整えます。でも心は育ちません。
この逆を意識するんです。
つまり「見た目を気にしない」ということです。
ここでいう見た目とは世間体も含まれます。
学校の常識が変わらないのも先生が世間体を気にしてしまうからでもあります。
他の先生からの評価、他校からの評価、生徒からどう思われるか、保護者からどう思われるか。
評価を気にするから見た目を整えようとするんです。
結果、心はおざなりです。
「いじめや登校からを立ち直る」
「スポーツや勉強で抜きん出ること」
「良き友人を作ること」
これら全て心の有り様です。
「見た目を気にしない」のがポイントです。
たまに先生から突っ込みを入れられるでしょう。でも気にしないことですよ。
「見た目を気にしない」
学校の逆をやっているんだから当然のことなんです。あなたは心を育ててるんです。