photo by Jane Rahman

ずっと毎日昼間だと。

夜の存在を忘れて「世界は明るいんだ」と思えてくるでしょう。

 

ただ夜は必ずやってきます。世界は明るくて真っ暗です。

 

人生も同じですよね。

 

明るい日もあれば暗い日もあります。

 

ただ「明るい日もあれば、暗い日もある」とまだ思えないのが子どもです。

不登校になる心理は「このままずっと暗いんだ」と思い込んでいる状態です。

 

明るい日はもう来ないかのように思い込んでしまいます。

でもそんなことはないんです。明るくする事は出来ます。

 

一つは「明るかった日を思い出すこと」です。

誰でにでもそれはあって、生まれて間もないころは、そのままの自分が受け入れられていました。

やがて「そのままではダメ」と親から、そして学校からは強く教えられます。

ここで挫折するのが不登校なんです。

 

この状態でやってはいけないのは「そのままではダメ」というメッセージ。

「学校行かないとダメ」などです。

 

反対で「行かないでも私はあなたを愛してます」というメッセージが本当は大事なんです。

 

言わないでも構いません。でもお母さん自身お子さんが一番カワイイと感じてた時期を思い出してください。

お子さんもお母さんも過去に戻るんです。

 

「明るい時間は確かにあった」「明日は暗闇が晴れるんじゃないか」

 

そう思える様になるため、努力や我慢を一旦忘れましょう。

そして遊ぶんです。好きなことややりたいことをやる。

 

そんな明るい日を増やすことで「明暗」を知ります。

不登校に”良い”とされる部分があるなら愛情の再確認が出来ます。そして人生の明暗を理解します。

それは強靱な精神力にも繋がります。

 

私自身、社会人になってから挫折し2ヶ月ほど引きこもり状態になりました。

「世界は真っ暗なんじゃないか」そう思っていました。

でも実は明るかったんです。忘れていただけ。

 

お子さんが落ち込んでいたら。

「人生は明るいんだ。努力や我慢をしなくても明るくしていいんだ」

 

そんなことを伝えてあげてください。

救われた気持ちになると思います。