今日もおつかれさまです。
このサイトは「やさしいお母さんになる方法」として情報発信及びメール相談・カウンセリングを行っております。
今回のお話は「苦手を克服しよう!」にうんざりした人にオススメです。
というのもですね。
私は中学校や障害のある子が通う特別支援学校で先生をしていたんですよ。
「苦手を克服しましょう」と勧めてくる先生多くないですか?
横目で見ながら「それってプレッシャーになるんじゃないかなぁ」と思っていたものです。
聞けば「そうか。頑張らなきゃ」という気持ちになりますよね。
でも実際どうでしょうか。何かしらの変化はありましたでしょうか。
むしろ結果が出ずにイライラする、「私が悪いのかな」と責める気持ちになってませんか。
苦手を克服するのは困難かつ、意欲がなくなっていくものです。
そしてその方法しかないわけでもない。
「もういやだ・・・」と感じるなら。
遠慮せずに減らすなり止めるなりしましょう。
私は先生をしていて自分で言うのも何ですがありえない結果を出したことがあります。
「産まれてきたくなかった」という子が将来の夢を語り出したり、不良に「俺、先生には忠誠誓ってるし」と言ってきたりです。
このサイトもその経験が元になっていますが、私は得意分野を伸ばすことだけをひたすらやっていました。
実は方法はいくらでもあります。
先生は「歯を食いしばって成長しよう」的な考えがある気しませんか?
でも、もっと毎日を楽しみながら成長することも出来るんです。
というわけで長所を伸ばす教育の話です。
長所を伸ばすでもいい
ハッキリいいますね。
お子さんに元気なかったり、お母さんがイライラするなら。
苦手分野は手を抜きましょう。
代わりに得意分野に取り組んでください。
お子さんの人生をトータルに考えたら長所を伸ばすでも十分OKなんです。
前向きになって明るい表情が増えますよ。
ちなみに先生の仕組みを話しますね。
公立の先生は「弱点を克服して平均化すべし」が今までのやり方でそこから動けないんです。
でも実際は「長所を伸ばして短所を補う」でいいんですよ。なのでお母さん判断でいいですよ。
得意分野を伸ばすとどうなるか
得意分野を伸ばすと自分の長所を知ります。
長所を知ると前向きな気持ちになります。
前向きになると長所につられて苦手分野も伸びます。
学校で求められるのは平均ですが、社会で求められるのは長所です。
得意分野を伸ばすことは将来にも繋がります。
子どもって思い通りに育ってくれないじゃないですか。
気が向かないことは大人が頑張っても無理ってことなんです。
私は「得意を伸ばして、つられて苦手を克服する方が毎日は幸せだ」
と考えていました。で、結果はちゃんと出ました。
お子さんの良い所や得意なところを見つめてください。
実際に紙に書くでもいいですよ。
お子さんの長所やいい所を紙に書くんです。何なら本人にみせてあげてください。
本当に前向きになるのでオススメです。
子育てには大原則がある
子育ての原則をお伝えします。鉄板の法則です。
お子さんの成長に必要なのは愛情です。「正しいことをする」ではありません。
今回の話で言えば。
苦手の克服は先生から「正しい」と言われるでしょう。
でも本人の気持ちに寄り添って考えたら「苦手は気が滅入るもの」です。
本人のやりたいこと、興味あることは他にあるはず。それを伸ばしましょう。
「正しい」というのは他人や世間の価値観です。
でも本人には本人の価値観があります。
その想いに寄り添って考えてみてください。
正しいと愛は混同されがちですが別ものです。
お母さんとお子さんが「今日も楽しかった-♪」と一日終えるのが最高なんですよ。