私は以前特別支援学校(養護学校)で先生をしていました。

 

「この担任とは合わない」と感じたときの”マニュアル”です。

様子見から、直接要望を出すまで段階的に説明します。

 

親が前にでるか、どうか

先生の肩を持つわけではありません。

ただ「反面教師」という言葉があるように、「悪い出会いも学び」の要素があります。

暗い場所にいたら、光を強く感じられるのと同じ作用です。

 

「親が前に出るべきか、否か」

それは「子ども本人はどう思っているか」です。

「学校行きたくない」とまでになっているなら、その先生はアウトです。

愚痴っている段階なら、お家で「話を聞いてあげる」などのガス抜きで、バランスがとれます。

気にしていない様子であれば、見守りを続けてください。

 

連絡帳で伝える

「文字で伝える」というのは、形として残るので良い手段です。

細かい要望は文字の方が優れています。

 

先生とは良好な関係でいることに超したことはありません。

文頭に「いつもご指導ありがとうございます」とまず書いてください。

 

そして要望は「具体的に書く」「婉曲表現はしない」を意識してください。

文頭、文末に「お願いします」といった丁寧さを出せば、嫌な感じにはなりません。

 

分かりにくいのは「困っています」「どうすればいいでしょう」などの遠回しの表現です。

連絡帳を読む時間は、限られているのでスルーされる場合があります。

 

要望を出すのは、保護者さんの当然の権利です。

躊躇せず、具体的に。文字数多くなれば別紙に書いても大丈夫です。

 

電話で話す

文字では伝わりにくい場合もあります。

学校での様子など情報が欲しい場合、相談的な内容、「本当に困っている」というアピールにも電話は有効です。

 

いきなり電話しても出られない、長時間話せない場合が多いので、連絡帳でアポをとりましょう。

電話で話す場合も、話の最初に一言「ありがとうございます」「すみません」など付け足してあげると親切になります。

 

「迷惑では??」「モンスターペアレントに思われないか??」と悩まれるかもしれませんが、先生はなれています。

アポなしで何度も電話される保護者さんもいます。

 

支援学校はクラスの人数少なく、先生が多い。

電話のハードルはそんなに高くないですよ。

 

先生側も電話の方が多くの情報が得られるので、有り難い一面もあります。

 

直接話す

電話で話しても、先生が聞く耳を持っていない場合があります。

直接言うのは「圧力をかけるしかない」場合はこの方法を選ぶのも方法です。

 

直接会うメリットは、保護者さん側が複数人で行けるのがメリットです。

旦那さんか、奥さんが基本かと思いますが、人数が多い方がいい。

話し合いの最中に、片方が話している間に冷静になれる、ヒートアップを抑える、単純に迫力も出ます。

 

連絡帳か電話でアポをとって、直接話しましょう。

話す際は、事前に「今日は何を話すのか」と箇条書きでまとめておくと便利です。

話し合い途中で思い出す効果、落ち着く効果があります。

 

教頭・校長先生と話す

「圧力」の段階です。

本人に言っても埒があかない場合は、先生の上司である教頭・校長先生と話すとなります。

 

一つだけ注意があります。

いきなり教頭・校長先生へ話すのはオススメしません。

 

時折、全ての手順を飛ばしていきなり、上司に訴える方います。

手順を飛ばすことで、印象が悪くなります。お子さんのためになりません。

「泥沼化」の恐れもあるので、手順は踏んでください。

連絡帳⇒電話・面談⇒教頭・校長先生、が順番です。

 

話し合いの際は「一人で行かない」「事前に紙に書いておく」が良いでしょう。

障害に関する訴えであれば医師の診断書・要望書も有効です。「第三者からの意見」ということです。

 

他校の取り組みや今までの前例なども有効です。

学校は「お役所」と一緒の性質で前例主義ですから。

 

結末がどうなるかは、先方の人間性に関わってきます。

「学校は指導者だから保護者の意見を聞くべきでない」という人も時折います。

「粘り勝ち」もあります。複数回行くことが良い結果を生むこともあるでしょう。

 

無事解決いたしますよう、お祈りしております。

 

 

特別支援学校では「従順さ」を求められる傾向にあります。

私はそれは大変危険な行為だと思っています。下の記事にまとめました。

ご一読いただければ嬉しく思います。