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学校で足りないもの

肢体不自由のお子さんが特別支援学級や支援学校(養護学校)で前向きに育つ1つのポイントです。

全般的な話にはなりますが、先生からの理解や人間関係での理解は得られやすいです。

車椅子乗車や装具など視覚的に苦手なことが伝わるからです。

 

私は何人かの保護者さんや本人にインタビューしました。

概ね「小学校楽しかった」「中学が一番の思い出」など語っています。

理解や支援を受けやすいので情緒的にも安定した子が多いです。

 

では前向きに育つには何が大事になるのか。

それは「感動すること」と覚えていてください。

 

感動というのは「やってみたい」という前向きな気持ちが必須です。

学校というのは先生からの課題をする受け身な環境ですよね。

自分からやってみて成功したの感動が少ないのです

 

学校で課題をこなして、人間関係にもまれてください。

お家では感動を大切に過ごしてください。

車の両輪のように学校と家庭に良い循環が生まれます。

 

高校の卒業式で将来に夢を語るような姿が見られると思います。

というわけで感動を生むためのポイント3つです。

 

①本人の選択が大事

学校の先生はおおまかに「寄り添うタイプ」と「寄り添わないタイプ」がいます。

寄り添わないタイプの先生は、課題が出来たか、指示通り出来ているかを大事にします。

そんな先生が担任になった場合はかなり大事になります。

 

「本人の選択が大事」

多少、非合理的な選択であっても、本人が選んだことを尊重してみてください。

「失敗は成功の元」といいますよね。

 

「自分で選んだ選択で失敗した」

こんな失敗は学びになります。

 

例えば、運動会の徒競走で「出たくない」と言ったとします。

本人の意志そのままに出なかったとしても、学びにはなっているんです。

自分で選んだ選択の結果、どうなったか。周りの人は?自分の気持ちは?

 

自分で選んだことなら100%失敗にはなりません。

反対に受け身で意志なく出場して虚しい1日だったら、それは失敗と言えるかもしれません。

 

ネガティブな意志表示でも「それくらい嫌なのか」と思ってみてください。

実際の話、例えば筋ジストロフィーの青年は「小学校時代のリレーが憂鬱だった」と言っていました。

「あれは先生の満足だけだったと思う」とも。

時に優しさや気遣いで「出たくないけど出る」という子もいますよ。

 

「本人の選択が大事」

ですが日常の色んな場面で本人任せにしてみてください。

本人の興味あることは任せた方がいいでしょう。

 

例えば服に興味があるなら「どんな服にする?」と聞く。

食べるのが好きなら「晩ご飯何食べる?」

お出かけ好きなら「どこ行きたい?」

 

そうやって受け身にならないよう配慮してみてください。

もちろん、親御さんの負担にならない程度ですよ。

 

ちなみに進路選択など重大な決断もベースは本人の選択を尊重することをオススメします。

理由は自分で選んだ方が感動は大きいからです。

 

②好きを見つける

私は養護学校で先生をしていました。

高等部にいて作業所など回って行きましたが、仕事は概ね卒業してからでも充分に学べます。

私自身もそうでしたが、勉強は小学校くらいまでの内容が理解出来ていれば仕事では困らないものです。

余談になりますが、ある発達障害の子は障害者雇用枠で入社して、同期の健常者枠の人より早く正社員になっていました。

 

社会人になって日々を謳歌してる身体障害ある人は多くいます。

共通するのは「これだ!」と思える好きなものをもっている人です。

 

脳性麻痺の青年は障害者スポーツ「ボッチャ」に夢中になり、日本選手権に出るために働いています。

車椅子バスケにハマる子もいます。アイドルに追っかけ命の子もいますし、書道に進んで表彰される子もいます。

 

「人生の謳歌は仕事じゃないなぁ」と私は思っています。

いや、仕事に居場所を見いだす人もいますので一概とは言えないですよ。

ただスタートは「これが好き」と言えるものなんです。

 

車椅子に乗る青年は小さい頃からパソコンが大好きでした。

そのままプログラミングを勉強して、エンジニアになっています。

月給は20万を超えているという話です。※もっともらってると思います。

 

学校は「課題をやる場所」なんです。

ワガママ放題でも生きていけないので、学校で課題をやる習慣を身に付けるのは意味があります。

ただ「好きを見つける」のも生きるには大きいんです。

 

お家では「好きを見つける」を意識しておいてください。

社会人になって花開きますよ。

 

 ③遊びを大事に

学生時代は「感動」を大事にしていてください。

その意味で確実なのは遊びなんです。

 

動作法訓練やPTなどでは育たないのが「感動力」です。

「この子は日々、どれだけ感動しているだろう?」と思いを寄せてみてください。

 

子どもの頃の遊びには感動が伴います。

もの凄く嬉しそうな顔をしたりするはずです。その時間は心が成長している証なんです。

 

私が卒業生に「学校どうだった?」と聞くと嬉しそうに話出す子がいます。

そのとき彼らの心には、感動が蘇っている様に思います。

 

お金を貯めるように感動も貯金が出来ます。

遊びから感動貯金を積み立てて置いてください。

 

希望、気力、意欲、夢、優しさ、思いやりなどは自分で選び、感動していくことです。

回り回っての成長がそこにはあります。

 

好きな遊びを選んで感動することです。

そこに意識を集中してみてください。

学校や療育では育たない感動力が育ちます。目が輝きますよ。