筋ジストロフィー

障がいを持って生きるとは?筋ジストロフィーとうつ。”景のコラム”です。

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たった一つの言葉やお話で気持ちが救われることがあります

 

有名な人で言えば相田みつをさんでしょうか。

つまづいたっていいじゃないか にんげんだもの

の方ですね。もうちょっと長く紹介しますと

 

くるしいことだってあるさ 人間だもの
まようときだってあるさ 凡夫だもの
あやまちだってあるよ おれだもの

愚痴をこぼしたっていいがな
弱音をはいたっていいがな 人間だもの
たまには涙をみせたっていいがな 生きているんだもの

 

・・・いやはや、名言です(泣)

 

別に有名人の言葉でなくてもいいのです。親、先輩、恋人、友人など身近な人の言葉に救われることだってあるでしょう。

私なんか大量にあります。苦しいときに、もらったアドバイスを何度も反芻して、気持ちのバランスをとっていたことなんて、いくらあったことか。

 

たった一つの言葉やお話で気持ちが救われることがあるのです。

 

そして影響を受けやすいのは自分に近い人から受けた言葉やお話です。

 

簡単な例をあげれば

日本人とロシア人が目の前にいます。あなたの人生の参考になりやすそうなのはどちらの人でしょうか?

 

もちろん日本人ですね。それは自分に近い存在だからです。※ロシア人を例に挙げたのに他意はないですよ。

私なんかは、『あ、この人、自分と似てる人だな』と思えばかなり、その人を興味深く観察します。

 

障がいを持っている人の言葉ってあまり残っていないと思うのです

Photo by Joe Thorn

Photo by Joe Thorn

 

日々思うのですが、健常者の言葉はあふれていますよね。

書物や口伝えでも何でも、残す方法や人が多いので簡単に伝わっていくのです。

でも、障がいを持っている人の言葉ってなかなか残っていないじゃないですか。

 

障がいを持って生まれた人が何を感じ、どう生きたかなんて書いてある書物はほとんどありません。

しかし、悩んでいる、困っているという意味では障がいを持っている方やそのご家族にこそ、たくさんの経験談や話が必要なハズです。

 

それに加えですが、私は障がいを持っている方々と関わる仕事をしてずいぶん経ちますが、障害を持っている方々の”道しるべ”になるようなものは少ないよなー、って思います。

 

宣伝みたいになりますが、私がこのサイトでやたらと障がい者スポーツボッチャについて書いているのもそのあたりです。

ボッチャは重度身体障がい者の生き方についての道しるべになるスポーツです。

話脱線しますがよければこちらをご覧下さい。

障がい者にこそ夢を!身体障がい者スポーツ『ボッチャ』の魅力とは?

 

すみません。宣伝でした。話戻します。

 

とにかく障がいを持っている方々は『人生の道しるべ』『先輩からの言葉や教訓』などが足りていないと感じています。

ただ、近年になりインターネット、ブログといったものが出てきました。

この方法なら先人たちの体験や言葉が残せます。それも簡単にアクセス出来て、半永久的に、です。スマホでいつでもどこでも見れますからね。

 

というわけでやたら長い前フリになりましたが、私の知人で筋ジストロフィーという障がいを持ち、学生時代にうつ病を患わった青年がいます。今はうつ病を克服していますが、彼の話を聞くたびに『この経験は残しておくべきだ』と感じています。

彼のここでの名前は”景(きょう)”です。当サイトでは定期的に彼の人生や言葉をここに載せていきます。

景の文章が同じ筋ジストロフィーの方やうつ病にかかった方の道しるべになれば幸いです。

Photo by Tom@Where

Photo by Tom@Where

景(きょう)のコラム『うつ病になった過去と今』

久しぶりに、うつ病について書こうかな。うつになった時の話は、前にしたので。
今は、もう、うつが治ったとは、思えない。たまに、どうしょうもない不安に襲われる。
12歳で、うつ病と診断されてから、20歳になっても、そんなことがある。
最初は、精神科に通ってはいたがある時から、行かなくなったという
よりは、行くのもできなかった。それから、知らない環境ならと
環境を変えたのが、正解だった。

そんなんで、治る訳はない。小6を引きこもりで過ごした時間。
つまりは、日にち薬のおかげでうつと向き合いながら、
付き合って、やっていくことが出来るようになった。
うつになれば、治ったと思ってもまた、なるかもしれんって思う。
結局、それは、治らない証拠で向き合わないと、いけない。
ちゃんと付き合いながらになる。そういえば、自分の場合は
長く、付き合ってきた筋ジスがいたな。

その難病のおかげで、うつ病と一緒にやっていけてんのだと、
今になって、気付いた。筋ジスは、俺から色んなものを
奪い続けるが、こいつは悪いのも良いもんも教えてくれる。
腹立つぐらい(笑)
筋ジス先生に教えてもらったことは
また、次の機会に。景

 

今、筋ジストロフィーやうつ病と付き合いながら生きている方へ

初めてこの記事を読まれた方のために補足をいたします。

景は小学校時代にうつ病を患っていました。現在は克服したのですがきっかけは”環境を変えたこと”でした。

通う学校を変えて、そこで出会った人たちと接するうちに”いつの間にか”治っていたそうです。

 

景の話でも、私の経験談でもありますが『苦しい時間はいつまでも続かない』と思っていいです。

特に学生さんはそうかと思いますが、あまりにも上手くいかないことが多くて、自分でもどうしようもないときは、『もう終わりだ』と感じることはあるかと思います。

『どう考えても自分の未来は明るくない。自分はどうしようもない人間だ』という感覚です。※私も学生時代ありました。

でも、今はそう思っていませんし、景もそうは感じていないでしょう。

あと一つ。

あなたは何かを失えば必ず何かを得ています。反対に何かを得ていれば必ず何かを失っています。

 

辛い想いをした人は、人の痛みが分かるようになっています。今、成功している人は成長する機会を失くし、目標が一つ失ったりしています。

景の話にもありました。

『筋ジスは、俺から色んなものを奪い続けるが、こいつは悪いのも良いもんも教えてくれる』

といったところです。

今、この記事を読んでいるあなたがどうしようもなく落ち込んでいたとしても、それは長い目で見れば成長の糧となっています。

人よりも傷ついて、転んだ分あなたは人の気持ちが分かるようになっています。他の人にはない経験をした分、物事を幅広くみれるようになっています。

この記事を読んだ方の気持ちが少しでも軽くなれば私も景も嬉しく思います。

dai

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