不登校の寄り添い方
『学校行きたくない』
お子さんがSOSを出してきたときの対応の仕方です。
前提として子育てで大事なのは「感動と勉強を両立させること」と思っていてください。。
不登校というのは「学校に行っても何の感動もない」という心境です。
「感動0で勉強だけ」ということですね。
感動を増やすことで前向きになっていきます。
良いのは「愛されている」という感動です。
お子さんの気持ちを受けとめてみてください。
具体的に以下のようなことを思い浮かべてみてください。
・「学校行きたくない」という気持ちを否定しない
・「よっぽど行きたくないんだな」と相応のことがあったと想像すること
・「どんな言葉や態度で今のこの子は感動するだろうか?」と察してみること
これらは考えるだけでも、効果があります。
お母さんやお父さんの言葉やしぐさが柔らかくなるはずです。
お子さんはどう思うか。
「僕の(私の)気持ちを分かってくれた」と感動してくれるはずです。
そのとき0だった感動は5や10に上がっています。
「心が風邪を引いている状態」と思えばいいでしょう。
風邪が治ればまた学校行けるのと同じです。
感動で気持ちを回復させていけばまた前へ進めます。
例えばテレビやゲームや漫画でも何でもいいです。
お子さんが夢中になって楽しんでいる姿をどう思われますか。
「気持ちを回復させているんだな」と思いやってみてください。
お子さんは学校を行っていないことをどこかで気にしています。
「学校行きなさい」と言われたら返す言葉もないんです。
不登校で一番怖いのは正論でしょう。
その正論をあえて言わない。
遊びや楽しんでいることを悪く思わない。
そんな態度でいる理由は「こんなことであなたはダメにならない」と信じる気持ちであったり「よほど辛いことがあったんだ」と察する気持ちです。
ピンチに寄り添ってくれるといつも以上に温かさを感じます。
やはり風邪のときの対応と似ています。安静と休養なんです。
いっぱい勉強して、いっぱい感動しているのが理想型です。
生活の中に感動を加えてください。