新入社員には新人教育がなされます。
「この会社ではこうやって働くんだよ」と教えられ、学んだことは会社人生を左右します。
もちろん学ぶ内容にもよりますが。
大人がノルマ・課題を課す早期教育は「人生はノルマと課題なんだよ」と教えているようなものです。
受け身の態度、自主性に乏しい、応用がきかない。
早期教育にもデメリットがあります。
言われないのは「売る側」の都合です。
正解を教えようとしていないか
生まれてすぐの遊びで「人生は楽しいものだ」と学びます。
好奇心に任せ行動することで「主体的に生きよう」と意志が芽生えます。
楽しい日々に「生まれてきて良かった」と感じます。「明日もきっと良い日だ」と人生を肯定します。
心に夢が芽生えます。現実化するために子どもは生きます。
夢とは自分だけの正解です。
生きる目的、将来の目標、挫折からの回復。
自分だけの正解を持っている子は強くなります。
生きる力とは教えられるスキルではありません。心にある夢を忘れないことです。
「人生の正解を教えよう」
そんな大人の態度は、自分だけの正解をみえなくさせます。
「これが正解だ」と教ているのは「あなたの正解」又は「みんながそれなりに良いと思う正解」のどちらか。
遊ばせることは手抜きではなく、自分だけの正解を探す時間です。
幼い頃こそ、自分だけの正解を見つけるお手伝いをしてください。
自分だけの正解を知る子は10年後、20年後、30年後と時間をかけて花開いてきます。
実りはお母さんやお父さんにも幸せをもたらしてくれます。
親孝行というものです。
幼い頃の遊びが、親孝行の始まりです。