ゲームや漫画など表現上、好ましくないものがあります。

子どもが夢中でゾンビを倒すゲームなどしてたら「大丈夫かな??」と心配になるかもしれません。

 

その場合、禁止にすれば問題は解決することはありません。

隠れて楽しもうとするでしょう。

 

世の中には昼と夜、男と女、陰と陽など相反するものがあります。

人も同様で光と闇があります。それは誰にでも共通です。私もみなさんも、そうではないでしょうか。

 

闇の部分をなくすことは出来ないんです。両方あるのが人であり、世界でもあります。

 

闇を否定するのは教育ではなく「蓋をする」ということ。中身は見えないだけで、なくなることはない。

 

大事なのは自分の中にある闇の部分とどう向き合うかです。

残酷なゲームで言えば「ゲーム内で発散している」という状態であればいい。

 

残酷なゲームはハサミや包丁と同じと考えてください。

正しい使い方があって、どう使うかはその人次第。使い方を誤らなければいい。

 

使い方をどうするかは心次第です。

 

ご家庭での親子関係、学校での人間関係に目を向けてください。

いがみ合っていたり、我慢や抑圧をしていなければ大丈夫。物事の正しい使い方をやがて覚えていきます。

 

親は親、子どもは子どもで別人格です。

全部を把握することは出来ないしやってはいけない。やると反発が起こり親の望む方向と逆方向へいきます。

 

親はお手本を子どもに見せること。

それを見て子どもが真似るか、やらないかは子どもの判断です。

 

最近は「子の責任は親が負うべきだ」の論調が強まっています。

その論調に染まると「親離れ」「子離れ」が出来なくなります。

 

今の論調は少々危ういものです。気をつけてください。