京都堺町画廊の展覧会へ行ってきました。
こちらは滋賀県にある障害者作業所やまなみ工房さんの作家さんたちによるギャラリーがあります。
2017年6月27日から5日間展示されるとのことです。
やまなみ工房さんはパリコレなど海外へも出展されています。
私が訪れた際は「広島から見に来ました」という方もおられ、その影響力の強さがうかがえます。
作家さんたちの作品は個性に溢れています。どこかで見たような作品というものがありません。
独自の世界感で個性を表現されています。
「これが私なんだ」という想いが伝わってくるようです。
それが表現出来るのもやまなみさんに貫かれている「相手の願いを叶えるように」という姿勢です。
その姿勢を感じた一つが、このお地蔵さんでした。こちらは販売もされていたので購入してきました。
「笑顔」と「手を合わせる」でお地蔵さん。
無駄なものが一切ないこの姿に惹かれました。私がつくれば余計な装飾がつくでしょう。
これを作られた方は心穏やかな気持ちでつくられたはずです。
でなければこのような表情と姿にはならないでしょう。
どんな仕事でも基本は同じ
仕事の基本は「相手の願いに沿うように行うこと」です。
実例はいくらでもありますがヒット商品とは「こんなのが欲しい」というお客さんの願いを叶えたものです。
どんな仕事でもお客さんの想いを汲み取ってそれを形にするのが基本で、それが出来ていると仕事は成功します。
ただ、その基本が立場の弱い人を前にすると崩れやすくなります。
特別支援学校や障害者福祉施設、老人ホームなどもそうでしょう。
弱い立場の人を前にすると「相手の願いを叶えよう」を忘れ「私たちが答えを持っていて、相手を導くんだ」という姿勢になります。
その結果どうなるか。
生徒、利用者さんたちは職員にそっぽを向き、職員はなんとかして従わせようと四苦八苦をします。
それは見た目はキレイになることがあっても、内面はお互いに苦しいものです。
「相手をこうしてやろう」という思惑が修羅場を生みます。
子育ても同じ
子育ても同様です。
子どもは親の庇護なくしては生きていけず弱い立場です。ゆえに親はある程度子どもをコントロールすることが出来ます。
ゆえに子どもに対し「こうしよう」「私が導くんだ」という思惑を持ってしまいがちです。
ただ「相手の願いを叶えよう」という姿勢を忘れると、いつか親子に修羅場を生みます。
反対に相手の願いを叶えるようにして人と接していけば、いつか良い結果が生まれます。
それはみなさんの人生を振り返ってもそうではなかったでしょうか。
「相手の願いを叶えるように人と接する」
それが自然と出来れば、世の中は生きやすくなります。それが仕事も人間関係も円滑にし、穏やかな日々を生みだす基本です。
とはいえ人によってはその逆を言ってきます。
日々生活していれば、その基本が揺らいだり、不安になることもあるでしょう。
ただ自信を持ってください。あなたのその想いは間違っていません。
夢へのenzinサロンの案内
私はやまなみ工房さんを度々訪れています。理由の一つが「相手の願いを叶えるように接する」を忘れないためです。
みなさんにもそのような関係はありますでしょうか。
私はこのサイトに共感いただける方でコミュニティを作っています。よければご参加ください。