落ちこんだときほど、気晴らし、憂さ晴らしが大事になります。

お金がないとき、節約しなければならないとき、何を予算から削りますか。

おそらく遊興費から削られると思います。

遊びを我慢するなどです。

 

節約は良いことですが頭の中が「お金!お金!」となってはきませんか?

気分がより落ちこんでいきます。

それが最も良くないのです。

 

大事なことなので覚えておいてください。

あなたの気分が上がるなら、投資は価値あることですよ。

「無駄遣いしよう!」と言っているのではないことはお分かりいただけると思います。

 

真っ先にすべきは楽しいことを我慢することでは決してないのです。

「嫌いなことをしない」というのが、今の風潮では重要です。

お金で言えば「嫌いな人にプレゼントしている」という状況が起こりえています。

 

ある方は、嫌いな親のためにプレゼントを買っていました。

私からみたら「なんで?」と思うのですが、ご本人は気づいておられません。

「なんでそんなことをしているんですか?」と尋ねたら「毎年しているので・・」と返ってきました。

 

とある職場の話ですが、大嫌いな上司が転勤になりました。

壮行会を企画されたのですが、嫌がらせを受けた人が参加していました。

終わったあと「せいせいした」と言っていましたが、参加しなければいいのです。

 

親子だから、仕事だからなど外部意見を最優先しないでください。

ピンチのときは絶対に、です。

 

節約すべきは、そんなどうでもいい相手に対する投資です。

貧乏でもたまに遊園地行くのもいいじゃないですか。

「楽しかった!」という気持ちが返ってくるんです。無駄な投資じゃありません。

 

嫌な人に投資しても何も返ってきません。

むしろ投資しない方が自然です。

「この人大嫌い!」と思っているけど投資するのは非常に不自然なことなんですよ。

嫌いな人のためにお金や時間を使ってないかをぜひ確認してください。

 

「あ、投資してる!」と気づいたら即座に止めましょう。

即座は無理でも、絶対に減らす方向で。

 

人には自然回帰本能があります。

なるべく心のまま、ありのままに生きたい本能です。

 

嫌いな人でも愛想良く、裏腹の行動が取れてしまうのが人です。

でもそれは不自然な行動なんです。

 

不自然なことを続けていけば必ず異変が起ります。

頭痛が起る、肩こりがキツくなる、食欲が増える、減る、など様々です。

夫婦喧嘩や親子喧嘩の元になることもあるんですよ。

 

ピンチはチャンスです。

ピンチを利用して「もう嫌いなあいつとは付き合わない!」と決断する機会にしましょう。