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呼び方は自分が決めるもの

機能不全家族とは、自己の尊厳を守られない家族状態のことを言います。

問題は沢山ありますが、自分が親になったとき、子育てで行き詰まることがあります。

 

「自分がされてきた嫌なことを我が子にもしてしまう」

「優しい親でありたいけど、そうなれない」

そんな矛盾した悩みを抱える人がおられるのです。

 

・自分は機能不全家族で育ってきたのではないか。

・我が子には同じことを繰り返したくない。

・自分の親とは距離を置きたい。

 

そう願われる方は、一つ方法をお伝えします。

あなたは嫌いな父親、母親のことをどう呼んでいますか?

「お父さん」「お母さん「パパ」「ママ」と呼んではいないでしょうか。

 

親の呼び方は自分で決めましょう。

自分の親を親と思えないならそれでいいんです。

例えば母親を母親と思えないなら「お母さん」と呼ばなくて一向に構いません。

例えば携帯のアドレス帳。

「お母さん」とせず名前、名字、さんづけにしましょう。

山田花子という名前なら「花子さん」「山田」で充分です。

 

機能不全家族を脱却するのは、自己確立です。

自己確立は受け身姿勢からの脱却を言います。

 

素になって考えてみてください。

お母さんと思えない人をお母さんと呼ぶのはおかしくないですか?

 

客観的な事実として母親だから、お母さんと呼ぶ。

そんな常識は捨てましょう。

 

お母さんとしての役割を果たすから、お母さんです。

決めるのはあなたです。

あなたがそう思えないならそう呼ばないのが自然です。

 

あるお母さんがいます。

「自分は機能不全家族で育ってきた」そんな自覚のある方です。

 

ご自身には、娘さんと息子さんがいます。

愛おしく思うと同時に、されてきたことを繰り返してしまうご自身を認識されていました。

 

私は手始めに呼び名を変えてもらいました。

もちろん、直接本人に言う場合は別ですが、携帯の名前をまず変える。

心の中での呼び名は変える。ここからです。

 

目的は自己確立を目指してもらうため。

自己確立が完成すると、機能不全家族の問題は解決します。人生が180度逆転します。

 

「最終的に丸くおさまりますから。あなたは母親をどう思っていますか?」と質問しました。

「母とは思えないです」

その返事を聞いて、呼び名を変えてもらいました。

 

思い出の品を捨ててもらいました。

自分からは連絡をとらないようにしてもらいました。

「絶交宣言してもいいんですよ」と伝えておきました。

 

全ては自己確立のためです。

 

動物は自らに親が襲いかかってきたらどうするでしょうか。

反抗するに決まっています。親子である以前に一個の個体だからです。

 

私が言っているのは一個の個体としての生き方。

あなたが親だと思えないなら、呼ばないのが当然です。

 

お母さんはやがて感じることが出来るようになってきました。

昔好きだった音楽を思いだし、趣味を思いだしました。

何気ない日常に喜びがあることを感じました。

お子さんを愛おしく思えることが出来るようになったのは言うまでもありません。

 

愛おしく思えるので、優しくなれます。

お子さんは前よりも好きになってくれます。

愛おしさが増し、より愛せます。

 

全ては自己確立なんです。

自己確立を阻むものは、ときに一般常識や社会通念です。

 

一体どれだけの人が一般常識の押しつけで苦しんでいるのでしょうか。

どれだけの常識人も、自分の親が毒親だったら文句を言うに決まっています。

 

一般常識は機能不全家族を前提としていません。

 

大事なのは自己確立です。

あなたは嫌いな相手をどう思っているのか。

どれだけ嫌いなのか。

 

一個の個人として。あなたの感じることに意識を向けてください。

自己確立を目指せば、問題は必ず解決します。

 

親が親の役割を果たさなかったのだから「親だ」と認識出来ないのは当たり前じゃないですか。

 

誰をどう呼ぶか。

それはあなたが決めることです。