「 ウチの子、気が弱くて心配・・・」
「気をつかってばかりだけど大丈夫かな」
心配なされるかもしれませんが「気が弱いかどうか」は重要な問題ではありません。
気が弱い自分の役割を知ることの方が遙かに大事です。
例えば野球ではホームランバッターだけでは勝てないのです。
足の速い人、守備のうまい人、ムードメーカーなど色んな特技が集まって良いチームが出来ます。
「気が弱い」「周囲に気遣ってばかり」でも全く問題はないのです。
世の中、自己主張の強い人ばかりだと混乱します。
ただ学校では気の強い子が賞賛を浴びやすい。
その中で気弱な子は目立たない。下手すれば自信を失ってしまいます。
だから自分の価値に気づけるが肝心。気弱な性格はそのままでもいいんです。
・人間関係のクッション役になっている。
・気遣いが出来るので相手を傷つけることが少ない。
・安心感で付き合える。
そんな影で感謝されているのが気弱な子の長所です。
大事なのは自分の長所に気づくことです。
そして親の役割は子どもを見守ること。ピンチのとき以外は親は子を観ているだけでいい。
「親は介入せずに見守る姿勢」という本来の役割でいれば、子どもは気弱でも強気でも問題ありません。
「気弱である」
むしろ、それがその子の持ち味です。
本人的に言えば「気弱な俺(私)ってすごくね?」と思えたらいいんですよ。
誰かのようになるのではなく、自分は自分でいい。
そう思えたときが、子どもが輝くときです。