本日もごくろうさまです。
私は「やさしいお母さんになる方法」として、情報配信とカウンセリングを行っています。
今回は「謙遜してはいけない」というお話です。
この記事を書いているのは8月。でそろそろお盆の帰省。
親戚や友人の家に行って「大きくなったわね~」など褒められることあるんじゃないでしょうか。
どうでしょう。反射的につい謙遜してしまいませんか?
「いえいえ、そんなことないですよ」
「家ではダラダラしてるんです-」
と言ってしまうことあるかもしれません。
ただお子さんは謙遜をまだ知りませんよね。
謙遜を「えー?自分ダメなんだ!」と感じてしまいます。
それでずっと落ち込むわけではないです。
ですが自信はもっておいてもらいたいもの。
・・でも謙遜しないのも困りもの。
そんなわけで間をとる謙遜しつつも子どもを立てるお話です。
どう返すのが正解なの?
子どもを前に褒められた場合はどうすればいいのでしょうか。
「ありがとう」と素直に返してください。
「(褒めてもらって)ありがとうございます」
「(子どもに向かって)良かったね!」
などです。
これだと子どもは嬉しく、相手に嫌みにもなりません。
いつもの癖で謙遜してしまうかもしれませんが、やってみてください。
応用編として
褒められた時は普段言えないことを褒めるチャンスでもあります。
子どもを褒められたら。
「はいー。最近こんなの頑張っているんですよ-」とどさくさに紛れてあなたも褒めるんですよ。
すると相手も「そうなんだ。それはすごいね」と褒めてくれるでしょうから効果倍増です。
実はこれ、私が子どものころ親がやってくれたんです。非常に嬉しかったのを覚えています。
というわけでまとめますね。
・謙遜せずに「ありがとう」と返す
・「良かったね」と子どもに言ってあげる
・「最近、〇〇頑張ってるんです-」
などです。
基本は「ありがとう」ですね。褒めてくれたことに対してお礼を言いましょう。
普段から謙遜しないでも
謙遜しない癖をつけるのも方法ですよ。
相手からすれば、謙遜されてしまうのも少し寂しいじゃないですか。
お母さん自信も褒められたときはいつも「ありがとう」でいいんです。
謙遜は「ありがとう」の後に謙遜してみましょう。
例えば着ている服を褒められたとしますよね
「その服素敵ね」
「ありがとう。でもこれ安物なの(笑)」
とお礼を言ってから自分を落とすんです。これも正解です。
大人の世界では社交辞令や謙遜は必要なんですけどね。
お子さんの前では素直にいきましょう。相手も分かってくれますよ。
「正しい」と「愛する」の違い
子どもが成長するのは愛情ですよね。「正しいことをする」ではないんですよ。
「愛する」と「正しいことをする」はごっちゃまぜになりやすいんです。
今回の話で言えば正しいとされやすいのは謙遜することです。
でも子どもへの愛情で考えたら素直にお礼を言った方がいいんです。
子どもを良くするのは愛情である。正しいことではないんだ。
この感覚がやさしいお母さんになるコツです。
正しさに行こうとなったとき。この文章があなたの役に立てば幸いです。
ではでは素直に。相手も自分もお子さんも。嬉しい気持ちになってくださいね。
良いお盆&夏休みをお過ごしください。

photo by eiji ienaga