明日からゴールデンウィークです。新年度になって「今年1年楽しそう!」と心踊る子も、「やっと休日だー」となる子も羽を伸ばせることでしょう。
ただ「祝日29日が土曜日」というのが若干というか、かなり不憫ではあります。
とはいえ5月3日からは5連休ですよね。家族や個人でもどこかへお出かけされると思います。
今回は行った先でのお土産の話です。
お土産渡しはヒーローだ
結論から先に言うとお子さん本人が嫌がらないなら「お土産は是非買うべきだ」と断言出来ます。
というのも私は先生として色んな場面を観てきましたが、お土産渡しはヒーローなんです。女の子はヒロインです。
普段仲のよろしくない関係でも「どうぞ」「ありがとう」というちょっとしたコミュニケーションになります。
また年齢上がると憧れの先生や異性があらわれたりするものです。私はよく「先生一緒にいこう」と子どもについていってお土産渡しにいったものです。
例えば「憧れの先生に渡したいから」ということで私を連れて行くんですよ。でも自分では声をかけられないから私を使うわけです。
対象の先生は私が呼ぶから「仕事かな?」と思って来てくれるんです。でも用事はお土産渡すだけだったりします。
要は私は「声かけ係」なわけで利用されてるわけですが。
それでもいいんです。微笑ましいから。
お土産は何を買えばいいんでしょう?
学校にもっていくお土産はスタンダードな定番モノがやはり一番です。定番は1箱1000円くらいのお菓子ですね。
チョコやクッキーやラングドシャっていうのかな、あとは饅頭とか。よくある定番ものです。
「甘い物は苦手」という子がいるのでチョコはごくたまにNGな子がいます。
経験上クッキーが一番無難かな、と思います。
「俺、クッキー嫌いなんだよね」という子は見たことないですから。
あとゴールデンウィーク空けの登校日には休みの子や「まだ旅行中」という強者がいます。
そんな子には後日渡しになるので保存がきくのがいいですよ。
よって個別包装されているクッキーなどは最適です。
高いお菓子は引かれないか?
高いお菓子でも全く問題ありません。そりゃ1箱1万円とかはひきますが。
昔、ハワイかグアムかは忘れましたが、英語ビッシリの箱に入った高級マカダミアチョコを買ってきた子がいました。
その子はゴールデンウィーク明けてもまだ旅行中。やっと帰ってきての英語ビッシリ高級マカダミアチョコだったのですが。
それはもうヒーローでしたよ。
「学校休みやがって」なんて誰も思いません。
「夏休みも海外行けばいいのに」と期待したくらいです。
先生にも食べてもらいたい場合
たまに先生個人宛てに「先生もどうぞ」ということで生徒用とは別に個別に渡されることがあります。
お気持ち非常に有り難いですが、個人的には「うーん、どうしよう」と困るものでもあるんです。
でも生徒用に買ってきたものは先生は食べずらかったりします。
「あ、これは有り難い」と思ったのは生徒用の1箱1000円みたいなお土産をですね、人数分以上にもってきてくれた子がいたんです。
その場合、全員に配っても余りますよね。
多くの場合は余ったのは生徒でジャンケンとかになるのですが。
連絡帳にね「先生の分もありますからどうぞ」って書いてくれているお母さんがいたんですよ、これが。
おかげさまで気兼ねなくいただけました。
先生もゴールデンウィーク明けはちょっと(大分かも)憂鬱なわけです。
でもお土産でちょっと幸せな連休明け一発目の授業になるので、ぜひ「先生もどうぞ」と書いてあげちゃってください。