私は以前は特別支援学校で勤めておりました。
重度身体障害ある人でも楽しめるレクリエーションとして教材・教具としても活躍した玩具を紹介します。
こちらです。
黒ひげ危機100発という商品です。危機一髪でなく危機100発ですよ。
箱から出すとこんな感じです。
バリアフリーなおもちゃ黒ひげ危機100発!!
通常の黒ひげ危機1発は剣を刺しますよね。
タルの中に黒ひげが入っているやつです。
通常の黒ひげでは剣がもちにくいのです。上半身に麻痺がある人だと猶更です。
また剣が持てたとしても刺すもの困難です。穴が小さいからですね。
危機100発の優れているの通常の黒ひげより操作が簡単なところ。
こちらの場合は剣は持つのではなく、ボタン式で押します。
こんな感じですね。赤、青、緑が剣のボタンです。剣を持たなくてもいいんです。
ボタンさえ押せればOKというわけです。
あとルーレットがあります。公式なルールではルーレットを回し、剣ボタンを押していくという流れになっています。
このルーレットは無視しても大丈夫ですよ。楽しめます。オマケと認識すればいいでしょう。
黒ひげ危機100発のその他の機能
こちら電池式で動いています。
赤・青・緑のボタンを押すと牛の鳴き声や電話のベルなど”変な音”が鳴る仕掛けです。
そして何回か押していくと『チン!』という音がして本体から紙の黒ひげが出ます。下の画像ですね。
この黒ひげが出る大当たりが出ればゲーム終了となります。
ちなみにフェイントは紙の黒ひげは10枚ほどでますが、大当たりは50枚くらいで出てきます。
その姿がインパクトあって子どもたちにバカウケでした。大げさでもなんでもなくスベリ知らずですよ。
下の画像のようにものすごい勢いで50枚以上の紙黒ひげが出てきます。
全部出てくると周囲はこのような惨状に。
片づけどうすんだこれ・・・・
という終わったあとの虚無感がこのゲームの魅力なのです。
紙の黒ひげは上下さかさまに入れても大丈夫なようになっており、片付ける手間は簡単になるよう配慮があります。また紙黒ひげを収納する箇所のふたが空いているとアラームがなります。
ここら辺の行き届いた配慮と大量の黒ひげが出てくるびっくり要素が合わさって、なかなかの良品な玩具です。
販売しているのは大きい玩具屋さんであれば大抵見かけます。
amazonや楽天でも買えます。『黒ひげ危機100発』で検索してみてください。amazonでは2300円でした。
こちらで黒ひげ100発の動画も見れますよ。↓