出来れば先生とは仲良くしたいもの。

私は先生をしていたときもあるので「先生に好かれる連絡帳の書き方」をお話します。

 

「先生とは指導する人」

「先生=指導するのが仕事」と考えると分かりやすいです。

 

「髪の毛を黒くしろ」

「制服はそう着るんじゃない」

「学校に余計なものを持ってきているんじゃないか?」

 

これら全部指導ですよね。

特別支援学校では「個別の指導計画」というものもあります。

多分、みなさんが思っている以上に「我々は指導者である」という意識は強いです。

 

相手の立場を踏まえて接するのは、良好な対人関係を築くための条件。

連絡帳では「いつもご指導ありがとうございます」という一文が効果的です。

これで「あ、立場を理解してくれる人だ」という印象をもってもらえます。

 

これは先生にお願いする場合も同じです。

「こういう風にご指導願えますか?」と書くといいんですよ。

 

先生は指導者なので「保護者や生徒のいいなりになってはいけない」という意識があります。

だから「ご指導願います」と一歩引いてもらえると有り難いのです。

 

具体的に言わないと伝わらない

先生のタイプにもよりますが、基本先生は頭で考える理屈派です。

分かりやすくいえば「マニュアル的」ということ。

 

つまり要望は具体的にマニュアルを書いてあげるような意識で書くと助かります。

連絡帳だと読み返すことが出来るので簡単な内容は電話の方が有り難い。

 

表現悪いですが「指示しないと理解できない」という先生もいます。

色んな意味でストレートに具体的に言う方が相手のためにもなります。

 

でもストレートだと「失礼でないかな??」と迷われるはず。

 

なので「ご指導願います」の一文を入れておきます。それで読み手としては柔らかい印象を受けます。

 

前例主義でもある

先生は前例主義でもあります。

「今までやってきたことと同じことをするのがいい」と考えます。

また前例があると安心します。

なので要望の際は「前のクラスでは・・・」と前例あった事実を入れてみてください。

 

まとめますと。

 

・「ご指導願います」「いつも指導ありがとうございます」と書いておく。

・要望は具体的な方が却って有り難い

・前例主義なので「前はこうやっていた」という事実を伝えると安心する。

 

これらが先生の特徴です。

「あ、うちの担任の先生そうだ」と感じたらお試しください。

 

先生とは仲良く。でも言いたいことは言えるように。

お子さんとお母さんが落ち着ける学校生活になることを祈っております。