「押してダメなら引いてみろ」と言いますよね。
お子さんが勉強への意欲を失ったり、進路で迷ったりしたら。
押すのはやめて引いてみましょう。
とはいえ何もしないわけじゃないんです。
「押す」っていうのは「勉強しなさい」「将来どうするの?」などのお説教です。
「引く」っていうのは、好きなことやったり、一人になってぼーっと考える時間を設けるということです。
学校は「押し」の一手ですよね。
塾や教材なども「押し」の一手なんですよ。そっち方がお金になるからでしょうね。
だから家庭は「引き」が大事なわけです。
親子で「引く」
肝心なのは親子で好きなことやることです。
我が子だけ遊んでいると、我慢出来なくなるはずです。
私は以前先生やってましたが、正にこの状況でした。
どこまでも深く落ちこんでいた時期あったのですが、そうなると子どもの自由も制限したくなってくるんです。
相手への思い=自分自身、なんですね。
だから自分も好きなことやって遊ぶんですよ。
私は今では、楽しませたくてしようがない。私自身が好きなことを追求しているからですね。
というわけで、学校は「押し」です。
家庭は「引き」を大事にしてください。ただ子どもだけ「引き」ではイライラしたり、「このままではダメではないか」など焦ってしまいます。
一緒にせーのっ!で親子ともに変わるんですよ。
一人の時間とか、あるじゃないですか。こっそりプチ贅沢とか出来ますよね。
ちょっとやってみるんですよ。「あれ、出来た!」っていう感じで「引き」が出来ます。
お母さんにもお子さんにも良い循環が生まれてきますよ。