上意下達が進む世の中
「ネットで炎上」という言葉は日常的な言葉になってきました。
誰も自己主張しない、当たり障りのない客観的なことを言うようになってきています。
上意下達の世の中が出来上がってきている様な気がしてなりません。
何も言わなければ、行動しなければ、一体誰が得をするのか。
人には感性があります。
自動車のタイヤ交換が大好きな子がいます。
放っておけば一日中絵を描き続ける子がいます。
海が大好きな子がいれば、山が好きな子もいます。
人にはそれぞれに役割があって生まれてきています。
就職やお金という視点から、従順さを求める姿勢は間違っています。
そのさきにあるのは上意下達の世の中であり、今がそれです。
100年後、今の世の中は歴史からどう評価されるでしょうか。
「均質化が進んだ時代」「没個性の時代」と評価される気がしてなりません。
教育と啓発のバランスがこれから大切になっていきます。
教育しかないのです。今の世の中は。
方法は様々です。
「お金は大事だよー」なんて昔のCMも教育だったな、と思います。
啓発は、学校では評価出来ないものを大切にします。
あなたの感性や思うことです。
「人を喜ばせることが好き」という人が何人かいます。
そんな人は、いじられキャラになったりします。
彼のおかげで場の空気はやわらかくなっていることは評価されません。
学校の懇談会で「いかに指示に従えるかが、卒業後大事になっていきます」と説明されたお母さんがいました。
この話に「うんうん、そうだ」と納得する人が多いでしょう。
つまり教育のされすぎです。
江戸時代の寺子屋のような場所で行われたのは教育であり、啓発でしょう。
明治から150年。公教育で行われてきたのは教育だけです。
上意下達の世の中はこれからもどんどん進んで行きます。
あなたはあなたの個性を発揮してください。
連られて子どもも周りも「よーし、自分も!」と個性を発揮しだすでしょう。
ドラマチックな人生が待っています。
あなたの役割、この子の役割。それらが分かっていきます。