熱心な先生、行動力のある先生は一般的に良しとされています。

「そうでもないよ」というのが先生していた私の実感。

 

なんでダメかというと「熱心に教え込む=自主性が育たない」という裏面があるからです。

薬の作用と副作用と同じ関係です。

「風邪薬を飲むと熱が下がるけど眠たくなる」みたいなものです。

 

言い換えれば、いい加減な先生にも「自主性が育つ」という一面があります。

「宿題忘れんな!ゴルァ(゚Д゚)」と怒る先生にも「宿題忘れたら激怒する人がいる」という学びがあります。

 

もちろん学級崩壊する先生や子どもを不登校にまで追い込む先生がいるのも事実。

行き過ぎはよくありませんが「いい加減だからダメ」というわけでもない。

 

実際な話、熱血な先生の教えを煙たがり「学校行きたくない」という原因になることがあります。

生徒と遊んでばかりの先生から「優しさを先生から学べた」というのは珍しい話ではありません。

 

極端を除き、先生のやり方に善悪はありません。

目安としてはお子さんが元気に「ただいま」と言って帰ってこれば、それで良しです。

 

その上で最高なのは家では子どもの話を聞いてあげること。

本人が話しやすい内容で上手にいったことや嬉しかったことを引き出すこと。

そのうち学校での悩みなども言えるようになるかもしれません。