『君の夢はなんだ?』

と聞いてくれる先生はほぼいません。

 

なので先生との話し合いの際は自分の気持ちを言うことをためらわないでください。

「相手に悪いかな」「これってワガママかも?」と悩むかもしれません。

 

話し合いは理屈のぶつけ合いになりますよね。

多くの場合、先生側の言うことがもっともに聞こえてきます。

 

その場は納得しても家に帰ったら「あれ?なんか変だ」と違和感を感じるはず。

それは相手の理屈に自分を無理矢理に納得させたからです。

 

進路や修学旅行などはやり直しがきかないもの。

 

後悔しないように「どうしたいのか」をハッキリ決めておきましょう。

 

「私はどうしたいのか?」

「この子はどうしたいのか?」

「今日は何のために話し合いに来たのか?」

 

この3つを先に考えておいてください。

紙に書いておくなども有効です。

 

私は先生してたから分かりますが、理屈なんていくらでも変えられます。

先生の都合の良いようにも、保護者の都合の良いようにも作り替えることは可能です。

朝三暮四みたいな理屈がひっくり返る現場を何度も見てきましたから。

 

だから。

 

「自分はどうしたいのか」をハッキリさせておいてください。

強く願えば願うほど、その願望に合わせて理屈が出てきます。

 

「先生に負担かな??」と悩むかもしれません。

 

大丈夫です。

先生は給料もらってます。えげつけないクレーマーにも慣れてます。

ていうかあなたはクレーマーではありません。クレーマーは「負担かな??」とは露ほどにも思わないから。

先生は責任問題になるのを恐れます。ですがあなたはいちゃもんつけて責任追わせる人でもないでしょう?

 

この記事読んでいる時点であなたは相手の気持ちを慮る人です。

なので安心してください。

 

「私はどうしたいのか?」

「この子はどうしたいのか?」

「今日は何のために話し合いに来たのか?」

 

この3つを強く、強く、強く思いましょう。

 

断言出来ますが先生は基本は悪い人じゃないんですよ。

たまーに変な先生もいます。その先生だけ見たら「職員室は変人の巣窟」みたいに思えてきます。

 

ですが実際は違います。

先生はどこにでもいる人の良いおじさん、おばさん、兄ちゃん、姉ちゃんです。

 

ただ自分たちの職務に忠実過ぎて、色々見失っているだけです。

それで融通きかないように見えたり、意地悪に感じるだけ。

学校離れたら仲良くなれますよ。

 

だから要望通ったり、無理してもらったら「ありがとうございます」とお礼を言ってあげてください。

その一言で全てが報われます。そういう感性を先生の多くは持っています。

 

幸い、卒業式や3月の年度末などお礼を言える機会はありますよね。

そのときに目一杯の表現で気持ちを表してください。本当に救われる、苦労が報われた気持ちになれますから。

 

先生だけ満足してお子さんは不満なのは本当のゴールじゃありません。

お子さんやお母さんの夢が叶い、先生も救われるのが最高のゴールです。

 

言いたい事言って、ちゃんとお礼しましょう。

 

本当にそれでOKです。

夢叶うこと強く、強くお祈りしております。