子どもたち全員にですが、特に支援学校や支援学級に通う子どもたちに。
もっと人生が輝くように生きてください。
先生をしているときに。
「このままだと大変なことになりますよ」と言う先生を横目で観ていました。
何を根拠にそんなことを言うのか理解出来ません。
「あなたは卒業生の暮らしを調べてきたのか?」と疑問に思います。
子どもと大人の違いは安定を求める度合いの違いです。
大人は何よりも安定を求めます。
安定した職業を求め、保険をかけ、毎日、同じ日が続いて欲しいと願います。
子どもは人生に愉快差を求めます。ゆえにあえて不安定を選びます。
「このままだと大変なことになりますよ」
そうならないんです。
大人になれば特別支援学校に通う子も安定を求めるようなるんです。
私は支援学校の先生になったころ、作業所や成人した人が通う施設を見学に回りました。
「この子たちは卒業したらどんな生活をするのか」を知るためです。
自主的に卒業生に会い、生活ぶりや悩みを聞きました。
私と同じことをしている人を見たことがありません。
ほとんどの先生は支援学校の通う子が将来どんな生活でどんなことで悩むかを知りません。
でも「このままだと大変なことになりますよ」と言う先生は多い。
それは先生の立場で今、困っているからです。
言うこと聞いてくれないと先生の仕事にならないから。
極論すればそういうことです。
未来を憂いて、指導だらけの生活をするよりも。
お子さんの人生が輝くように。今日一日を喜びに満ちたものにしてください。
未来を明るくするのは理屈ではなく、気持ちです。
今日は楽しそうに帰ってきましたか?
明日も笑顔でいられそうですか?
大切なのはそれだけです。