今日もごくろうさまです。
私は教育に関する情報配信及びカウンセリングを行っています。
今回は「不登校が続いている。2学期から通えるか不安」というお悩みに答えます。
ポイントは「無理矢理行かせたら後で困りますよ」です。
子育てのコツは「正義よりも愛情で」です。
「正しい」や「みんな同じ」を意識しないことがコツです。
「正しいを意識しない」は意外に思われるでしょう。
ただ一番大切なのは「常識ではなく本人の気持ち」なんです。
不登校になりそうな場合は
不登校になりそうなときは周囲は「学校へ行きましょう」と働きかけます。
それが「正義」です。”落とし穴”とも言えます。
具体的にどうなるかというと「正しさ」で学校へ行くとします。
でも行ったらやっぱり苦しいんです。
すると「もうダメだ」と思うか、他人のせいにします。
「大人の言う通りにやったのに何もよくならないじゃないか」と子どもは考えるのです。
私はこれこそ悲劇だと感じています。
お母さんも先生も「子どもに幸せになってほしい」と願うゆえに学校へ行かせます。
ただ、それが”落とし穴”になっているんです。
愛情で考えるとこうなります
子育てのコツは「正義より愛情で」という法則です。
ピンチのときは正義より無条件の愛で考えてみてください。
具体的には「今日一日を楽しかったで終わらせる」です。
「プレッシャーをかけない」「勉強よりも遊び」などです。楽しい一日を積み重ねるんです。
積み重なった結果、心が癒えて「自分はこうしたい」という気持ちが湧いてきます。
それが解決の糸口です。
不安感が最大の敵です。
みんなと違う行動は不安だと思います。
「何とか学校に行かせないと」と考えるのが普通でしょう。
ただ、それだと「不安を解消するために学校へ行く」となるんです、
不安感こそが「戦うべき相手なんだ」とお考えください。
遠回りのように感じられるかと思いますが、これが近道です。
「学校に行こう」と思えるまで休憩の時間と捉えてもらえればと思います。
まとめますね。
①ピンチになったときは「正義よりも愛情で」と考える
②「今日一日を楽しかった」で終われば「良し」と考える
③「プレッシャーをかけない」「勉強より遊び」
心が疲れたときは休息です。身体のケガと一緒で休めば少しづづ回復していきます。
心を回復させるのは無条件の愛からの生まれる安心感です。
それともう一つ。
お母さん自身にも安心感やゆとりが必要です。
焦りや自責の念を感じないようにしてくださいね。