このサイト夢へのEn-Zin(エンジン)はある意味『障害と向き合わない』というブログ。

よってたまに障害に関係ないネタも扱っています。

 

ゆえに没ネタもあるのです。

 

今回、その中から一つ。

実際行ってみたもののイマイチ。ほぼ没ネタ

「じゃあなんで載せるの?」

というと最近ボッチャという障害者スポーツの活動が4日連続で続いているんですよ。

 

要はネタ不足ということ。

 

完全にこちら都合ですがご勘弁を。

 

というわけでほぼ没ネタ。

障害ある人の娯楽に競艇は多分ダメという話。

 

・・・

 

期待しないでくださいね!

 

重度の身体障害ある人で「競馬が趣味」

知り合って10年以上経ちますが「競馬が趣味」という重度の身体障害ある方がいます。

私より年上の方で非常に紳士。かつ生き生きとしていらっしゃいます。

 

なんていうか楽しそうな空気が本人から出ているんですよ。

 

楽しそうな空気が出ているのは日々の生活が充実しているからなんですが、趣味があるというのもその一つなのは間違いない。

そして確かに競馬は重度の身体障害ある人でも能動的に参加できるもの。

 

仕組みがシンプルなので知的障害あっても参加しやすい。

今ならスマホ一つで参加も出来ますしね。

 

「ギャンブルも娯楽の一つとして良いのではないか」

「新しい発見なのではないか」

 

と思いついたわけです。

 

ただこれは理論上の話。

 

実際に近所にある競艇場に行ってみたらまぁダメダメ。

というわけでオチは「ダメでした」が、どこまでダメだったかをレポートいたします。

 

びわこ競艇場へ行ってきたよ

私は滋賀県在住でして。

我が愛する滋賀県の名所といえば琵琶湖です。琵琶湖は日本一大きい湖で滋賀県。

大きいでしょう?

滋賀県を知らなくても琵琶湖を知っている人は多いはず。

 

以前、滋賀県で「滋賀という呼び名は有名じゃないから近江県に変更しよう」という話が県内であったんですよ。

結局その案は没になりましたが「近江県」ですら有名ではないような。

 

琵琶湖県でいいんじゃね?

 

と思うですが。

 

そんな我が愛する滋賀県及び琵琶湖には日本一大きい湖を活かしての競艇場があります。

「障害ある人の娯楽に競艇はどうなのか?」を調査するために行ってきたわけです。

 

駐車場から失敗だったよ

私が琵琶湖競艇場へ行ったのは平日の昼間。

にも関わらず駐車場は満車。

 

平日で満車ということは休日はほぼ無理。電車やバスなど公共交通機関で行かねばなりません。

私は近くの有料駐車場に車を停めて10分ほど歩いて行きました。

 

この時点でダメっぽさが既に出ております。

 

とはいえ競艇場到着して入場料100円払って中へ入ります。

競艇場はエレベーターなどバリアフリー設備もあって配慮はあったんですけどね。

 

今までに知らない世界が広がりすぎているよ

まずは1階の観覧場へ。

非常に広くてキレイ。ボートのエンジン音も聞こえて非日常の雰囲気があります。

こうやって間近にボートが走っているのです。これは迫力があって面白い。

一階までは「これは発見かも」と思ってテンション高かったんですけどね。

問題は2階の船券売り場へ上がってから。

舟券売り場はこうなっています。画像ではお客さんの後ろ姿が多くて分かりにくいかもしれませんが。

平均年齢が高すぎる・・・

 

みなさま60歳を超えていらっしゃるんじゃないか、と思える方々。

別に「高齢だから悪い」というわけでもないんですよ。

 

私自身、ボッチャというスポーツを通して60歳以上の方々とも交流してますし、年齢が問題なわけでもないんですが。

 

ただ爽やかじゃない空気が漂っています。

ボッチャなどスポーツを通して交流してきた高齢の方とは違う雰囲気。

 

今までに感じたことのない空気なのでこれは例えようがありません。

 

この空気を感じて「あ、競艇はナシかも」と思い始めてきました。

その考えにとどめを刺したのは舟券を買うための投票用紙をみたとき。

この用紙に「どのボートが勝つか」を書いて舟券を買うわけですが。

意味わかんねぇ・・・

 

これで「競艇は向いてない」ということが確定。

 

入場料100円払ったし、ついでに1レース観ていきましたが。

いつゴールしたかわからねぇ・・・

 

いや慣れれば分かるとは思うのですが。

ただ見た限りボートがぐるぐる回っていつの間にやらゴールして帰って行きます。

周りのおじさまたちも非常に冷静。順位が決まっても「よっしゃー」とか騒がないのです。

 

素人にはいつ誰がゴールしたのか、分かりません。

 

私は昔、競馬場へは行ったことあるんですけどね。

競馬場ではゴールしたら周りの人が騒いでいました。

 

どうやら競馬と競艇は全然違うようです。

 

後日聞いた話では競馬は若者やファミリー層を視野に入れたライトなもの。

競艇は競馬よりもよりディープな世界らしいです。競馬に飽きた人がハマるのだとか。

 

言われてみれば芸能人で言えば競艇好きなのは蛭子能収さんや横山やすし氏さんなど癖の強い人たち。

 

つまり競艇は通好みのスポーツ。

 

というわけで競艇は障害ある人たちの娯楽としてはオススメいたしません。

競艇に非日常感はあります。ただ非日常過ぎてダメです。

 

一言で言うと爽やかさがない。

 

というわけで「競艇は向いてないですよ」というレポートでした。合掌。