小学校か特別支援学校か

みんな小学校がいいの?インクルージョン教育の課題と”沖縄のココストア”が惜しまれる理由

更新日:

・・タイトルに「沖縄のココストア」を入れるか削除すべきか悩んだんですけど。

「軽く、楽しく、でも分かりやすく」で障害ある子の教育を語るのがこのブログのモットーなのでコレで行きます。

ふざけてるつもりはないんですよ。分かりやすくのため、です。

 

インクルージョン教育というのを聞いたことないでしょうか。

 

簡単に言えばインクルージョン教育とは「障害の有無関係なく同じ教室、同じ学校で学びましょう」というもの。

 

『ふむ、いいんじゃない』と思うじゃないですか。

 

私は特別支援学校で先生やってました。

地域にある小中学校から特別支援学校に入ってきた子どもたちを知っています。

 

「小中学校でいじめに遭い自信をなくした」「不登校になった状態で支援学校に入学してきた」という子どもが一定数います。※全員がそうではありません

 

そういった子の担任もったこともあるので、その経験からすると『インクルージョン教育は取り扱い注意』です。

 

これは「来年度は小学校へ入学がいいのか、特別支援学校がいいのか」で悩んでいる方にも参考になると思います。

 

というわけでインクルージョン教育の危うい点と対処法を沖縄のココストアが惜しまれる理由と合わせて解説いたします。

 

まずは沖縄のココストアの説明から

『ココストアってなんだよ!?』ってまず思いますよね。

ココストアとは沖縄にあるコンビニチェーンです。

 

沖縄観光に行ったことある人は見たことあるはず。

画像はこちら↓

photo by https://tabelog.ssl.k-img.com/restaurant/images/Rvw/11698/640x640_rect_11698896.jpg

 

私は滋賀県在住ですが、沖縄に親戚がいます。

親戚の家目当てに観光地へ行かずにその辺をうろついてるので、ココストアにもお世話になったものです。

 

ただこのココストア、沖縄ファミリーマートに吸収されてすでに存在しません。

 

最近ではサークルK・サンクスがファミリーマートに変わっていますよね。

それと同じことが沖縄でも起きたのです。

 

私が沖縄に行ったときに親戚の家の近所のココストアは「今までありがとうございます!」と張り紙が沢山貼って寂しい気持ちになったものです。※そこは閉店するみたいでした。

 

で親戚から「ココストアの存在意義」を聞いたとき「なくしちゃいけないな」と感じました。

 

その理由がインクージョン教育の問題点や就学相談で小学校や支援学校で迷われる方のヒントになります。

 

というわけで沖縄にいる親戚の話です。

photo by http://oki.ismcdn.jp/mwimgs/2/b/330m/img_2be4edf60fd1e3ce96f89b9a67ec78a949401.jpg

 

スローなコンビニ。ココストア

閉店作業中のココスストアをみて親戚の家に帰りました。

 

「ココストア、ファミマに吸収されてなくなるみたいだね?」

「そうだねー。でもココスストアはお年寄りのためになくさない方がいいよー」

「どういうこと??」

「ファミマやローソンとか内地(本州)のコンビニって基本は早いさ。あれは若者にはいいけど年寄りにとっては便利じゃないわけ。ココストアはゆっくりでよくてお年寄りが行ってたから。なくなって困る人いるはずよ」

 

・・・なるほど。

 

補足するとココストアってオリジナルの惣菜やパンとかがあるんですよ。

で、スーパーと違ってすぐ買って帰れます。

 

そして沖縄独自チェーンだから「ゆっくりでOK」という雰囲気、沖縄ローカルルールがあるんですね。

 

私は沖縄のファミリーマートも何回も行っています。

沖縄ファミマも沖縄色強いですが、店員の接客などのスピーディーさは確かに同じです。

早くてテキパキしています。

 

ただその早さがお年寄りには不便だということです。

お年寄りによってはゆっくりで個人商店的雰囲気のココストアの方が便利。

 

これは新聞やネットでは分からない現地で住んでいる人ならではの意見でした。

 

障害ある子の教育も同じではないか

ファミリーマートやローソンなどにある全国チェーンの早さや手際のよさは便利で快適です。

でも中にはその早さ、便利さを敬遠する人もいます。

 

それが沖縄ココストアを好むお年寄りの方々。

 

つまり沖縄全体でみればファミリーマートとココストア、両方が共存している方が良かったのかもしれません。

 

障害ある子の教育も同じです。

「障害の有無関係なく一緒に勉強しましょう」というインクージョンは一見良いように思えてきます。

 

ただ障害ある子の中で「いや、僕は特別支援学校がいいんだけど??」と思う子は必ずいます。

私は特別支援学校の現場にいてそういう子がいるのを感じています。

 

地域の小中学校にいる子らと一緒に学ぶことが楽しめない子も確実にいるんです。

やっぱり人当たりのキツい子は小中学校にいますから。

 

実際に小中学校にいって心に深手を負ってかん黙(言葉が出なくなる)になった子がいます。

その子は特別支援学校に転入して、また話せるようになりました。

もし特別支援学校がなければ、そのかん黙になった子はどこへ行けばいいのか。

 

障害ある子全体でみれば小中学校と特別支援学校の両方が共存している方がいいと思うのです。

 

小中学校が特別支援学校で悩んでいる方へ

就学相談で「地域にある小中学校か特別支援学校どちらがいいのか」で悩む方は多いはず。

 

特別支援学校での経験から言いますと「どっちでもいい」んです。

 

ただですね、支援学校の現場で多くの子どもたちと接してきた私の感覚の話ですが。

子どもは必ずしも「障害の有無関係なく勉強したい」と思っているわけではないんだな、と思うのです。

 

もっと上の望みがあるんですよ。

 

具体的に言えば『スポーツしたい』『音楽が好き』『恋愛したい』『友達といっぱい遊びたい』などです。

要は彼らは『自分の好きなこと、得意なことを知りたい』のです。

 

つまりそれは『自分らしく生きたい』ということ、です。

 

自分らしく生きるとどうなるかというと『生きてて良かった』『人生が楽しい』そう思える瞬間に出会えます。

 

要は『僕(私)たちは幸せになりたい』と思っているんです。

 

その願いを叶えるために「障害の有無関係なく勉強したい」と思うのです。

 

「毎日がイヤだなー」「自分って何でこんなことが出来ないんだろう」と悩みながら過ごすために学校に行きたいわけじゃないんですよ。

 

『日々に幸せを感じたいから学校へ行くんだ』

とそう認識してみてください。

 

それがおさえられていれば、小中学校でも特別支援学校でも楽しめます。

 

実際に「小中学校楽しかった!」という子に話を聞くと「友達と遊んだ」「みんなで野球した」とか日々の楽しかった思い出を振り返っています。

 

苦行や修行で学校へ行くのではないんです。

 

『日々に幸せを感じたいから学校へ行くんだ』

 

これさえおさえておけば大丈夫です。

dai

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