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困ったときは

ダウン症のお子さんが座り込んだ、頑固になった。

そんなときの支援方法のお話です。

 

「なんで座り込んじゃうの?」など思うことあると思います。

その疑問をそのままぶつけても良い事は起こらないはずです。

 

「仲良くなることが支援方法だ」と思うことをオススメします。

回り道に思われるかもしれませんが、お互いが納得できる道はそこだと思っていてください。

 

支援の仕方

オススメしない方法を先に話しますね。

言葉や理屈、お説教で話をすすめていくのは、逆効果もしくは効果が見られないかと思います。

 

意固地な姿を「何も分かってない」と判断することは出来るんです。

ただそう思うのを少し待ってください。

 

あえて言っていますよ。

意固地になるその気持ちに寄り添ってみてください。

「この子にも何か言い分はあるのだろう」

そう思えば同じ言葉かけでも表現が軟らかく、寄り添ったものになります。

 

寄り添われると嬉しいものです。

「僕の(私の)気持ちを分かってくれた」と思ってくれます。

そのお返しにこちらの話も聞いてくれるようになります。

 

寄り添うことを続けていけば、意固地になっていた場面で柔らかくなったり。

マナー良くなったり、親切になったり。

 

生活のどこかで変化が起こります。

それはその子なりのお返しなんですよ。

 

「寄り添った気持ちに返してくれたんだ」

あなたはそんな気持ちになれると思います。

そのとき「理解しあえた」という実感が湧くはずです。

 

ダウン症のお子さんに限ったことでないですが、仲良くなって教える方法でやってみてください。

 

理屈よりも気持ちを言う

寄り添う気持ちにも通ずる話です。

なるべくあなたの気持ちを言うようにしてください。

 

よろしくない例を言いますね。

「みんなはそうやっているでしょ」

「それが決まりだから」

そういった一般論よりも、あなた自身が「こうしてほしい」「してくれないと困る」などの気持ちが心に刺さります。

 

「分からせないと」と思う必要はないな、と私の経験から思います。※支援学校で先生してました

 

実際、やったことを話しますね。

給食の時間前に座り込んだとします。

隣に座って「〇〇くんとご飯食べたいなー」と気持ちを言うんです。

 

首を振って断ることもあります。

「いいの、いいの」などマイペースに答えてくることもありました。

 

そこが分かれ道と思ってください。

「分からせないと」と考える教育的指導の道と寄り添う道の二つがあるんです。

寄り添う道をぜひ進んでください。

 

コツは「この子にも言い分はあるんだろう」とまず思うことです。

「頭ごなし」「上から目線」を防いでくれる発想です。

 

場面にもよりますが「〇〇くんとご飯食べたいな-」的な気持ちが一番適していると思います。

言われたお子さんは嬉しいはずです。それでいいんです。

 

余談ですが気持ちを言うのはダウン症のお子さんにかかわらず誰にも有効ですよ。

旦那さんや職場でだって使えます。

理屈や理論を向けると喧嘩になってしまいます。

 

学んでもらうということ

「自ら学んでもらう」

本来はどんな子でも共通ですが、ダウン症のお子さんにはこれが最善だと思ってもらって構いません。

 

仲良くなるのは、学んでもらうためです。

優しくすることで優しさを学んでくれます。

相手の気持ちを第一に思うことで、思いやりを学んでくれます。

相手の領域に踏み入らないことでルールを学んでくれます。

 

学校ではこういった背中で見せる教え方は減ってきているかもしれません。

困った事態になっているなら別のベクトルを意識してみてください。

それが「仲良くなって学んでもらう」という姿勢です。

 

参考になればですが。

私は座りこむ子の目線に合わせるため、地面に這いつくばったりしたことあります。

チャンバラが大好きな子と毎日遊び続けたこともあります。

 

見た目には遊んでいるだけかもしれませんが、私の本意は伝わっていました。

言葉で教えるのではなく、実際やってみせて教えることで分かってくれます。

 

寄り添う方法

寄り添うコツですが、普段の何気ないことを大事にしてみてください。

悪い事した場面より、日常の方が寄り添いやすいと思います。

 

寄り添うコツですが、お子さんの一番好きなものは何かをハッキリと意識しておいてください。

例えばポケモンが大好きと思えば、それが鍵となります。

大げさでもなく「ポケモンと触れ合っているときこの子は幸せな気持ちになるんだ」と思うくらいでいいですよ。

 

スーパーでの買い物や誕生日プレゼントのときに活かされるはずです。

「あ、このポケモンのお菓子にすれば喜ぶだろう」

そんなのが寄り添う気持ちです。

 

お子さんは喜ぶと思います。

そのやり取りが大切で、自らの学びの土台となります。

 

実際に買わなくてもいいんです。

「この子の好きなものはこれだなぁ」と思うだけで、あなたのしぐさや言葉には思いやりが籠もりますから。

それが無言の教育になっています。