「桜祭りやるぜ!」っと息巻いて最近ブログトップの画像を桜だらけにしています。

 

でもあんま咲いてない。

 

とはいえ今朝、ようやく近所の桜スポットで咲き始めました。こんな感じです。

私は滋賀県に住んでますが、7分先くらいかな。もうそろそろ花見をして楽しめる咲き加減。

でも今雨降ってて桜散りそうです。

 

なんでこうなるかな・・・

 

子どもは日々頑張っております

今日は4月6日なので始業式か明日あたりがそうでしょう。

子どもたちにとっては新しいクラス発表の日。地獄にも天国にもなる一日です。家に帰って悲喜こもごもでしょう。

 

しばらくは不安定になるかもしれません。また学校に行けない状態や不登校に近い状況にいたっている場合も。

「この子はこの先どうなるんだろう??」

「卒業したらもっとダメになっていくのでは??」

と不安になるかもしれません。

でも私は特別支援学校で先生やってましたが、子どもって結構キツい。

 

特別支援学校って授業時間も緩やかで規則も甘いモノ。遅刻や宿題忘れても大目にみてくれることが多いです。

でもね、先生が多すぎるんですよ。

 

これって子どもからすればキツいんじゃないかな、と。

 

想像してみてください。小学校や中学校のとき口うるさい先生いたじゃないですか。

その先生が校内に数十人もいたらどう思います??息苦しいし、「窮屈だよなー」と思うのです。

 

「成長すればそれでいい」ってわけじゃない

特別支援学校って「きめ細かい授業をしてもらえるのが優れている」とかよくいうじゃないですか。

実際に個別の指導計画なんか作っちゃって、事細かく計画されていくわけですが。

 

子どもからすれば余計なお世話なはずです。

 

もし、私が特別支援学校に通う生徒なら自分に指導計画があったらブチ切れます。

 

「なんだ、この計画は?」と。

「ほっとけ」と。

「俺の人生は俺に決めさせてくれ」と。

 

よーーーく、世間を見て欲しいのです。

強権的な会社、やること成すことがマニュアルでがんじがらめの会社、監督やコーチの権力が絶対スポーツチームでも構いません。

その中にいる人たちは日々が楽しめてますか?そこにいて成長できそうですか?幸せそうですか?

 

断言できますが先生は「この子の幸せはなんだろう??」「どうやったらこの子の毎日は楽しくなるだろう??」と考えるのは苦手です。私は長年先生やってましたが「どうやったら幸せになれるかな??」と悩む先生をあまり知りません。

 

先生の中で「どうやったら出来ることが増えるか」「どうやったら我々の指導にのってくるか」という議論は盛んです。

ですが「そもそもこれが子どもたちのためになっているのか」という論議は起きません。

 

だから先生に全てお任せはちょっと困りものなのです。

お子さんが順調に育っている場合はお任せでいいんです。ただ不登校気味になっていたり、毎日が楽しそうでなかったり。

 

そんな場合はお母さんやお父さんが自分で考えて行動した方がいいこともあります。

 

「学校に行きたくない」という子をなんとか行かせようとする保護者の方に出会ったこともあります。

車やバスに強制的に乗せて送り出すわけですが。

 

別に学校に行かなくたっていいんです。

 

とくに自閉症の子や障害の重い子は自分で気持ちがうまく説明出来ません。

そんな場合に無理矢理学校に行って「そのうち行けるようになるんじゃないか」と考えているようですが。

行けないには行けない理由があるんです。ただそれが上手に説明出来ないだけ。

 

もしお子さんが「学校行きたくない」といっても慌てる必要はないんです。いや、もちろん親なので不登校になったら慌てるし、心配になるのは当然です。

 

でも不登校を色んな視点から見て欲しいのです。

 

「イヤなものはイヤだ」と自分の気持ちに素直になれています。

自分を見つめ直すチャンスでもあります。

問題が表面化したのでこれから良くなっていくんです。

 

「学校がイヤでイヤでしようがない。でもみんなと違うことがイヤだから無理して行っている」

これは停滞状態なんです。順調のように見えて実は前にも後ろにも進んでいません。

 

それに比べたら不登校はこれから上昇していく証です。

多角的に見ると物事は色んな姿をみせます。

例えば金持ち全員が「私は幸せだ」とは言ってませんよね。実は金持ちになればそれだけの苦労や悩みも付随するもの。

反対にも食べるものに困っている人でも「自分は幸せだよ」と言える人もいます。

 

教育もそうです。

成長すればいいってものでもないんです。

 

「いや、お前『こうすれば成長します』ってよく言ってんじゃん」と思われるかもしれませんが。

それは「幸せを感じならも成長できます」という前提で言っています。

 

「努力しなきゃダメ」ってことでもないです。人生は苦行ではないですし。

いきなり幸せを目指してください。「まずは努力しなきゃ」とか思うのは遠回りです。

実はそれが最も効率のいい成長方法です。

 

新年度。明日からどうすればいいのか。

とはいえ「いきなり幸せを目指してください」と言われても意味分かんないですよね。

新年度の初めに言えることは「気張らない」ということです。新年度は気張っちゃうんです。

先生は100%気張ってますし、子どもたちはネコを被るように気張っています。

 

だから親は気張らないんです。それで丁度バランスがとれます。

というわけで明日か明後日から来週から新年度を迎えるみなさま。

 

ダラッといきましょう。

 

心配しすぎずテレビでもみて、楽しいこと計画して・・・ダラッといってください。