イライラするかしないかは心の置き方次第です。
私は以前、学習塾で社員として働いていました。
「この塾を日本一大きい塾にしよう!」
零細企業の学習塾でしたが、そんな夢を抱いて働いていたものです。
小中企業はマンパワーが命。
「昼食時間は5分」とかあり得ない労働環境です。
その僅かな隙間で弁当をかき込むか、カロリーメイトを食べるかなのですが、これが悪くない。
「ウマイ!」と思いながら食べていました。それは私は夢を抱いて仕事をしていたからです。
これが嫌々やっているとどうでしょうか。
昼ご飯は”ただの栄養摂取”に変わります。
違いは抱いている想い。心の有り様です。
夢を抱きながら食べると5分でもカロリーメイトでも美味しくなります。
「心が全てを決めている」ということなんです。
「イライラするのやだな」
と思うならいっそのこと頭や目や耳で考えるのをやめてみてください。
塾の先生時代の私のお昼ご飯は頭や目や耳で考えたら、ただの栄養摂取。
でも心に夢があれば美味しいご飯です。
お子さんの食事で言えば。
「ばっか食べ」や「遊び食べ」など目に映る姿を意識すれば腹が立つでしょう。
子どもにとって食事は「栄養摂取の時間」となります。お母さんにとってはしつけの時間であり、義務の時間です。
意識を心に向けてください。
相手の心に向けると「お気に入りなんだな」「食べるの飽きたんだな」と”声”が聞こえてきます。
「食事でイライラしたくない」
そう願うならいっそのこと頭と目と耳をストップさせましょう。
味とか見た目とか料金ではなく、美味しさは心が決めます。
どんな豪勢な料理も心がそこになければただの栄養摂取。
心がそこにあるから美味しいんです。
気持ちがこもっていればおにぎりだってごちそうです。
楽しいご飯になることを祈っております。