最近では中学生の携帯・スマホの所有率は50%を越えたとか。
私が学生のころはポケベルだったので恐ろしい話です。
ポケベルで事件に巻き込まれないですが携帯・スマホはあり得ます。
では巻き込まれるのはどんな場合か。
それは「断れないとき」です。
気の優しいお子さんだと「ちゃんと断れるかな」と不安にならないでしょうか。
でも「イヤなものはイヤ」と断れる力は身につくものです。
「気の優しい=断れない」ではないんです。
いざとなったら断れます。両立します。
ではどうすればいいかというと。
「あなたはあなたのままでいいんだよ」と無条件の愛を伝えることです。
お子さんに対して「気弱なあなたでもいいんだよ」と思いましょう。
それが無条件の愛です。
正義より愛
子育ての大原則は正義よりも愛です。
迷ったら思い出してください。正義より愛で問題解決します。
無条件に「自分は自分でいいんだ」と思えていると断れるんです。
「イヤだと言ってもいいんだ」と思っているからです。
実は気弱でもいい
私が学校で先生をやっていました。
「ウチの子は気が弱くて・・」とおっしゃるお母さんへ。
「気が弱い」をマイナスと捉えている方多いですが。
そんなこと全然ないですよ。
先生やってて気がついたのです。
学校は気が弱い子は損をする世界です。
ゆえに「悪い」「ダメだ」という意識を持ちやすいのです。
ただ「気の弱さ=繊細さ」です。
繊細さが良い場面はいくらでもあるわけで。
気の弱さより「気が優しい」と思ってください。
気の優しい子は人間関係の貴重な”緩衝材”です。
”調整役””癒やし”でもあります。
でも学校では「気が弱い自分はダメなのかな」と思いやすいのです。
そんなお子さんに「気の弱いあなたでもいいんだよ」と伝えてあげてください。
喜ぶし、安心しますよ。