応援して良かった
滋賀県長浜市にあるボッチャ団体の練習にお邪魔してきました。
私は自分でボッチャ団体を運営しており、今回はゲストでの練習参加です。
先月に長浜の団体さんから連絡が来ました。
「ボッチャの練習に来てほしい」とのこと。
「新しくボッチャをする人がいるので教えてもらえないか」とのことでした。
「ボッチャの情報を教えてほしい。講習会を開いてほしい」
こういう依頼はよくいただきます。
2020年の東京オリ・パラが近いこともあり、最近の滋賀県ボッチャ協会は”大繁盛”です。
いつもの講習会になると思っていましたが、今回はひと味違いました。
「分かりました。では4月22日うかがいますね」
そう返事して、22日長浜市へ行って参りました。
こちらの団体さんは3年ほど前からボッチャに取り組まれております。
新しく4名の方がボッチャをされるとのことでした。
以前からボッチャをされているのはこのお二人。
長浜の方「遠いところから来ていただきありがとうございます」
こちらの団体さんとは3年ほどのお付き合い。毎回紳士に対応してくださいます。
長浜の方「新しくボッチャをされる方がいるので、基本ルールを教えてあげてください」
長浜の方「あと、どうすれば強くなれるかを教えてほしいです」
「どうすれば強くなれるか教えてほしい」
この言葉にしびれました。
数え切れないほどのボッチャ講習会、練習会やってきました。
9割は初心者向け講習会です。「ボッチャがどんなものか知りたい」というもの。
「もっと上手くなりたい」で呼ばれたのは初でした。
正直、骨折り損になる講習会もあります。
ただ覚悟すれば、こんな喜びに出会えます。
「この人たちはボッチャを好きになってくれたんだ」
そう思えたとき、ボッチャ協会をやっていて良かったと思えます。
この日は、補助具の操作のコツ、戦術などをレクチャーしました。
真剣に聞いてくれる表情。
「そんな方法があったのか!」と驚いてくれる顔。
満面の笑みでそう言えました。