私は以前は特別支援学校で先生やっていまして。

「楽しみは自分でつくるものだ」とよく言ってたものです。

 

「楽しみは自分でつくるもの」この発想を身につけると非常に行動的になれます。

それが社会人になっても「今が楽しい」と言えるようになるコツなのです。

 

水族館はバリアフリーに楽しめる

特別支援学校の修学旅行や遠足などで定番なのは水族館。

誰でも楽しめるし施設内がバリアフリーなのも嬉しいところ。

 

というわけで京都駅到着です。

私は滋賀県在住。京都は滋賀の隣にあるのですが人の多さは桁違い。毎度圧倒されます。

 

ここで車椅子の方向け情報させてくださいね。

京都駅から水族館のある梅小路公園までは電動車椅子がそのまま乗れる福祉タクシーを呼ぶことも可能です。

「京都 福祉タクシー」で業者が何社か出てきます。

 

とはいえ京都駅から水族館までは歩いても行ける距離でもあります。

 

往き道を紹介していきましょう。

京都駅正面改札から出る汽車の案内表示があります。凝ってますね。こんなの滋賀県にはないな。

案内には左に梅小路公園(京都水族館)とあります。案内従って歩いて行くと。

かなりテンション高めのペンギンたちによる京都水族館への案内標識発見。

このペンギンたちの嬉しそうな顔。京都水族館とはよっぽど楽しい場所なのでしょう。

ペンギンたちの案内に従って歩いて行くと京都郵便局があります。

これですね。大きいです。滋賀県のそれとは桁違いに大きい。外国人観光客も大勢いてスケールの違いを感じてしまう。

この郵便局前の信号渡って右へ進んでください。

この喫茶店の角を曲がります。

ここから何があってもひたすら真っ直ぐに行ってください。やがて公園に突き当たります。

そこが京都水族館のある梅小路公園です。

 

以上、簡単すぎる道案内でした。

 

水族館へGO!

梅小路公園入ってすぐに京都水族館が見えます。

入ってすぐにさっきのペンギンのような道案内が。

名前はエコちゃん。街づくり推進のマスコットキャラだとか。

頭にはリボンとなんと五重塔。この辺がエコちゃんの京都らしさ。

エコちゃんの案内に従って歩いて行くと。

今度はオットセイによる案内が。のけぞるその姿は壁から抜けられなくてもがいているのか。

 

オオサンショウウオが気に入った

たくさんのキャラ案内に導かれて無事水族館入り口前に到着。

チケット買って中へ。入場料は大人2050円です。なぜ50円半端なのか。

 

案内では「イルカショーは11時30分からです!」

と入口のお姉さんが何度もコールしてくれています。イルカショーは写真的にカワイイので必須です。

イルカショーまで時間あるので館内を歩き回ります。

まずは京都の川から。京都にはオオサンショウウオがいるんですよ。

「いるんですよ」って詳しいみたいに言っていますが、往年の漫画『ナマケモノが見てた』でオオサンショウウオのキャラが出てたので知ってるだけ。※『ナマケモノが見てた』を知っている人はかなり通だと思う

その実物が見れるのは嬉しい。

オオサンショウウオの水槽はこんな感じになっています。京都の川上を再現してるのかな。

そして期待のオオサンショウウオを見たわけですが。

デカい・・・

こんな大きいのが本当に京都の川にいるのか??いや、いるから展示してるんだけど。

写真左上にいる子どもと比較してもらえれば大きさが実感できるでしょう。ホントにデカい。

横に大人が並ぶ写真もありました。大人と比べてこのサイズ。

ここら見えるのはほとんどがオオサンショウウオ。8匹くらいが一カ所に大集合です。水槽広いのにな。

「オオサンショウウオを正面から見てみたい」と思ったら別水槽にいるのを発見。

いい・・・

個人的に気に入りました。

「やたら大きすぎるサイズ」「隅っこに集まる習性」「ボーとした表情」

うん、これはいい。ちょっと外れた可愛らしさが素敵。

 

そして水槽近くにオオサンショウウオの説明があります。

これ良くないですか?よくある専門家が書いたような説明書きではない。イラスト入りで手書き風が良いなぁと。

読んでいくとオオサンショウウオは大きさは50㎝から120cmくらいまで。

京都の川に棲む生き物で1m以上はあるのか。これはデカいな。

食べるのは魚やサワガニだそうです。

 

最近の問題としては日本に昔からいる在来種は数が減ってきているとか。純粋な在来種は全体のなんと1.6%しかいない。

というのも中国からオオサンショウウオが持ち込まれて日本のと交配して交雑種が9割方だそうです。

 

ちょっと待て。

 

中国からの交雑種が9割とはいえ、なぜそんなにもオオサンショウウオが持ち込まれたのか。

『ペットでオオサンショウウオ飼ってます!』という人を見たことないし。

ペットでないならなぜ大量のオオサンショウウオが??

 

その謎は説明書きに書いてありました。

『昔は食べられていた』ですって。中国では非常に美味として扱われたとか。

中国からオオサンショウウオが大量に入って来たのは食用として輸入されていたからか。

 

いや、食うなよ。

 

気を取り直して次へ

次はオットセイとアザラシのエリア。

ここは下からも上からも見れるようになっています。

連続して見ていきましょう。

カワイイ・・・

先ほどの「オオサンショウウオが食用だった」のショックが和らいでいくようです。

カワイイ画像はまだまだありますよー。

連写で撮影しました。アザラシ2頭がコミュニケーションしております。

キュン死しそう・・・

その横にもアザラシが。

寝てます。なんだこのカワイさは。

来て良かったなぁ・・・

 

好きなことやるのは楽しい

次は京の海。

入ると何やら人だかりがあります。

見ればウェットスーツ着たお姉さんが水槽内にいる魚たちの解説をしてくれています。

飼育員が解説というのも珍しいのでは。ただ仕掛けはまだまだあったのです。

 

お姉さんひとしきり魚たちの解説したあと

「今から私が水槽内にはいって魚たちにご飯をあげます。1分ほど待っててくださいね!」

と言い残し去って行きます。

しばらく待つと・・・

魚たちを引き連れてお姉さん登場。ダイバーが餌やりするのは見たことありますが、ダイバーがどんな人柄か分かりながら見ると感動もひと味違いますね。

お姉さんについていくお魚さんたち。

エイと一緒に泳いでいくのです。

水槽内をランデブーしていきます。

こんなのも見れました。笑っているみたいですね。

気がつくとこんな人だかりが。

水槽前で非常に楽しそうに解説して楽しそうに泳いでいる姿が良い。

 

動かないペンギンの方がカワイイかも

お次はペンギンコーナー。

京都駅で見たあの銅像が思い浮かびます。

『おいでよ!京都水族館!』って感じのテンションですね。(そうか?)

その本物に出会えるわけです。

こうやって色んなペンギンの紹介がありました。坂道を登っていくと次第にペンギンが見えてくるのです。

いい・・・

駅前の銅像とは全く違う低いテンション。でもそっちの方がいいかも。微動だにしないのがまた。

しばらくこのペンギンとにらめっこしていたのですが、反対側から子どもたちの歓声が。

観に行ってみるとですね。

毛繕いしちゃってるわけですよ。

で、しばらくすると。

普通の状態になります。

でしばらくすると・・・

お互いに毛繕い再開するのです。

そしてまた・・・

何事もなかったかのようになります。半目でふてぶてしさもある表情ですが。

しばらくすると・・・

こういうことしちゃうんですよー。本日2度目のキュン死。

子どもも夢中です。うん、分かるよ、その気持ち。

 

きゃーニモがいるよ!

次はさんご礁のいきもの、ということで熱帯地方のお魚さんたちですね。

中はこれまた凝っています。

岩礁を模した水槽になっているのです。見せ方多種多様で良い。

 

そしてこちら熱帯魚メジャー度ナンバー1。

クマノミ。ファインティングニモです。映画観たことないけど。

ここでは1組のカップルが水槽前で「きゃーかわいい!」とはしゃぎやがって盛り上がっていました。

クマノミ人気度がうかがえます。

 

じーと順番待って何枚か撮ってきたのでご覧ください。

確かに。ゆったり泳ぐ姿が良いですねー。

 

すべすべまんじゅうがにがあらわれた!

クマノミの次はクラゲコーナーなんですがクラゲ画像はいらないですよね?

一応お見せしますとこんなのです。

「・・・で?」

と思ったのでスルーします。クラゲさんすみません。

 

そしてエビ、カニのコーナー。

なんだか魚屋の生け簀の様ですが迫力あります。

「かに道楽の看板みたいだな」と思うの私だけ?

食事中のタカアシガニ。食事中なんでご機嫌なんだろうけど顔がホラー。

そしてその隣には。

「すべすべまんじゅうがに」というイカしたネーミングのかにさんが。

 

すべすべまんじゅうがにですよ。この名前がなんか面白い。

 

だって「すべすべ」ですよ?すべすべしたまんじゅうみたいだからすべすべまんじゅうがになわけですよ。

漢字で書くと「滑々饅頭蟹」なんですって。

ただですね。

この写真ではすべすべまんじゅうがにのすべすべ具合が伝わりにくい。

というわけで別画像を引っ張ってきました。こちらをご覧ください。

photo by http://shuntopi.com/wp-content/uploads/2014/04/2014y04m17d_105913272.jpg

すべすべ感が伝わってきますよね。テカってます。

下にあかまんじゅうがにがいました。比べてみるとすべすべまんじゅうがにがいかにすべすべしているかが分かるでしょう。

ね?あかまんじゅうがにはすべすべしてない。

とってもすべすべしているすべすべまんじゅうがにの紹介でした。

 

不思議な魅力のチンアナゴ

この水族館よく考えられてるな、と思ったのですがミニ水槽がありました。

中にはチンアナゴが。最近よく聞きますね。チンアナゴ。テレビでは見たけど実物を拝めました。

周りの子どもたちも「「わーチンアナゴだー」とはしゃいでおります。

チンアナゴ人気の理由が分かってきました。うん、この不思議さは確かにいい。

ちょこっと顔だけ出しているのもいたりして。

色違い。顔が良い。

このコたちは一体何を考え、なぜこうやって顔を出しているのか。

しかもカラフルに目立つ色模様で。

 

そんな不思議な気持ちになってチンアナゴを見入っていたら

 

子連れのお父さんが水槽前でつぶやいたのです。

 

「これ食ったらまずそうだなー」

 

・・・・

 

「いや食わないだろ」

「これみて食べる発想が出てくるの?」

「ちりめんじゃこみたいなものか??」

など心の中でのツッコミが連発して現実に戻っていきます。

 

いよいよイルカパフォーマンス!

お次はいよいよイルカショーです。

入口で何やらストローをもらいます。

これを口に加えて思いっきり吹くと「ブー」と音が鳴るそうです。

「鳴るそうです」と他人事なのは、私はいくら吹いても「スースー」と空気が漏れるだけだったから。

 

写真撮影に専念することにしました。

 

笛を犠牲にして撮ったイルカさんたちのパフォーマンスをどうぞご覧ください。

イルカさん登場です。園児も大勢いてテンション高く盛り上がっています。

見事なイルカのジャンプ。楽しそうだな。

キレイにそろってますね。

最早イルカが空を飛んでいるかのよう。

写真見てると「このまま平行に空を飛んでいくんじゃないか?」って思えませんか。

・・・そうですか。思えませんか。

最後はきりもみジャンプでおしまい。

 

司会の方が「イルカたちはショーがうまくいくかなんて気にしていません。だから私たちはイルカたちがどれだけパフォーマンスを楽しんでくれるかを大切にしています」との締めの言葉。

そうです。

「楽しい」という前向きな気持ちが良い結果を生むのです、と一人感動。

 

なぜかクラゲ推しの売店

大満足のショーが終わりイルカスタジアム出ると売店の看板が。

くらげソフト、くらげわたがし、いるかおでん、くらげまん、くらげカクテル、ドルフィンダイブ(ソーダ)。

イルカスタジアムにあるのにクラゲ商品の方が多いのが気になりますが。本当に気になったのは。

ふわふわくらげソフトだと・・・?

 

食べてみる

というわけでふわふわくらげソフトをオーダー。

ただ作るのに時間がかかるよう。

渡される際は「食べる際は綿菓子が落ちるかもしれないので気をつけてください」と注意されます。

 

ここの店員さん非常に元気。

「ありがとうございまーす!」とイルカショー同様に気持ちの良い店員さんでした。

そしてこちらがふわふわくらげソフト。

綿菓子多い。甘そう。甘党なのでこれは大正解。

「落ちるかもしれない」というのは綿菓子つけすぎてくれたのかな。

「これでもか!」というくらいの綿菓子の巻き付き方。

イルカスタジアムの席で食べて良いみたいなんで、そこで食べることに。

先ほどのイルカが練習なのか遊んでいるのか。目の前でミニパフォーマンス中。

この日は春の陽気で暖かい。目の前にイルカ。手元にふわふわくらげソフト。

「幸せなひとときだなぁ・・・」

と感傷に浸っていると。

上の写真赤〇の少年に注目ください。

偶然にも隣の席に座っていた少年が私と同じくソフトクリーム食べながらイルカを見ています。

 

「ありがとう。君のおかげで寂しくもない」

と響く園児のにぎやかな声の中、一人でソフト食っていた若干の寂しさが和らいでいくのを感じます。

 

というわけで春の穏やかな日差しを受けながらのふわふわくらげソフトを完食。

時間的にもお昼です。せっかくだから他にも何か食べようと考えます。

くらげまん・・・

いや、くらげはもういいや。ということで館内を物色しますが近くにあった喫茶コーナーは家族やカップルでいっぱい。

 

この中で一人でご飯食べるのは嫌だなー、と思ったので先ほどの癒されたオットセイ・アザラシコーナーの売店へ。

ここにはベンチと売店があってオットセイやアザラシを眺めながらご飯が食べられるのです。

そこで興味惹かれるのを発見。

すいぞくパン。なるほど。水族館だからね。

メニューはこちら。

なかなか迷うとこですがチンアナゴに決定。理由はチョコチップなのと2つ入りだから。

チンアナゴのすいぞくぱん。かわいらしいですね。

そしてパン食べてるとフラッシュバックのような光景が。

再び写真左下をご覧ください。

すいぞくパン食べてたら、横の席にお母さんと子ども二人が座ったのです。

子どもを見ると、先ほどのイルカスタジアムで私の隣でソフト食べてた少年です。

 

今度はお母さんと兄弟連れてまた横に座ってくれました。

さすがに同じすいぞくパンではなく、チェロキー食べてますが、なんだこの偶然。

 

そしてまたこのお母さんが「おいしい?」とか子どもたちと会話して癒し効果抜群。

「ありがとうございます。今日はお子さんのおかげで楽しくお昼食べられました」

と心の中でお母さんにお礼を言います。実際言うと不審者なので言いません。

 

春の息吹が

お腹も満たされてアザラシコーナーを出発。

残るは1エリア。山紫水明・・・山が美しく水が澄んだ自然のことですね。たぶん。

川魚なのであまり目新しくはありませんが特筆はウナギでしょうか。

仲良く並んで入っています。

じーと見ていると口を開けてのパフォーマンス。

館内出てミニ庭園が。

畑は京野菜の大根やかぶなどが育てられています。漬物の材料ですね。

大根やかぶがあるんですがやたらデカい。

わけぎってなに?

花菜では春の息吹が。

何だかそれっぽい写真が撮れました。

 

お土産コーナーでおしまい

最後はお土産コーナーです。

定番のお土産品が並ぶなか、何点か光るものがありました。

いきなりお土産じゃなくて恐縮ですが、こういうちょっとした工夫がいいな、と。

 

本題です。

コーナー入ってすぐに巨大オオサンショウウオがお出迎え。大きさ170センチと日本人男性平均身長レベル。

ただお値段はぬいぐるみの平均を遥かに上回る価格。

子どものおこずかいでは絶対買えず、部屋に置くにも「ぬいぐるみの方が人よりも大きい」というもはやネタレベル。

でも「25720円の巨大ぬいぐるみ作ろうぜ!」と企画した心意気が好きです。

こちらはカレイですがカレーではなく、ラーメンのカレー味。ややこしい。

次はぬいぐるみコーナーなんですが。

こちら左が「オオさん」右が「ウオさん」オオサンショウウオのキャラぬいぐるみです。

 

茶色いエルモ

 

に見えて仕方ありません。

ぬいぐるみコーナーにはこんな売り文句が。

なるほど。カワイイもの好きにはそうかもしれない。

ただ私は少し外れたものが好きなので。

「がぶっとサメ」みたいなのに惹かれます。

惹かれたので実際にがぶっと噛まれてみることに。

ぎゃー。

つぎはウツボ。

ぐわー。

次はオオサンショウウオ。

たすけてー。

 

・・・

 

さて、そろそろ帰ろうかと考えてたら。

おすすめランキング1位水族館和スイーツ。

これが驚きのクオリティー。

これ和菓子なんですよ。それも水族館土産。

ありきたりでないこの見た目。かわいらしさ。素晴らしい。気に入った。

有難いことに1個単位でも買えます。210円。一つ買ってお土産コーナーを出ます。

外へ出て早速いただくことに。私は基本「買ったものはすぐ食べる」のです。※我慢できないから。

この和スイーツをお土産でもらったらかなり嬉しいでしょうね。甲羅をみれば花柄がのってます。凝ってますねー。

透明の箱開けると中からとってもかわいらしいカメさんが出てきました。

まぁこのあと私に食べられるわけですが。

 

 

・・・グロイ話失礼しました。

 

この和スイーツ味も上々です。メロン味なのも個人的にかなりヒット。

賞味期限2日と短いのがキズですが、それさえクリアーすればかなり良いお土産でしょう。

 

楽しみは自分でつくるもの

楽しみとは自分で作るものなんです。子どものうちはカワイイので大人が楽しみをつくってくれます。

でも大人になればそうはいきません。

 

障害の軽い子でも重い子であっても。受け身では日々は楽しくならないんですよ。

 

しかし特別支援学校というのは先生がかなり主導的です。

先生が出した課題をこなせば褒められます。「ご褒美」として楽しいことを用意してくれるかもしれません。

 

でもその仕組み事態が子どもから主体性や判断力を奪っていきます。

 

私は障害者スポーツの団体や社会人となった卒業生とも交流がありますが「日々がつまらない」という子は多くいます。

でも彼らは行動しません。

受け身でいます。彼らを見ていると先生や大人主導の特別支援教育のあり方に疑問が湧いてきます。

 

今の障害ある子の教育は「特別支援教育」ですが実際は「特別指導教育」になっていると言えば分かりやすいでしょうか。

 

行動力の源である主体性や判断力を育てる鍵は「自分の好きなもの、感動出来ること」です。

「自分は〇〇が好き」という感情を動かすことです。

 

空気を読む、周りに合わせるというのは自分の感情を抑えてしまいます。

 

なんだか最近元気がない

学校に行きたくない、楽しくないと言っている

自分の意見を言わない、何を考えているか分からない

 

そんな心配が見えたら日々が楽しくないんです。そんなときは感情を動かしてください。

動かすのは自分の好きなものや好きなことです。

 

生き物が好きなら生き物を観に行きましょう。スポーツが好きならスポーツ観戦に行きましょう。

そんな感情を動かす行為が行動力を生みだします。

 

行動力が育まれると楽しみを自分で作り出すことが出来ます。

 

私が特別支援学校で先生をやっていたころ海の生き物が大好きな生徒がいました。

彼はサメが大好き。休日に家族と水族館へいくのを楽しみにしていました。

「将来は自分のお金で水槽を買って生き物を飼いたい」と夢を語ってくれました。

 

楽しみは自分でつくるものです。そのために必要な土台を子どものうちから作っておいてください。

社会人になっても「今が楽しい」と明るい表情を見せてくれるはずですから。