学校で役立つ知恵

期末懇談がやってくる!支援学校で成績や宿題や苦情が気になる保護者さんは読むといい話

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いやーもう12月ですよ。

年々日々が早送りされていくようです。

あれって「二度目の光景は記憶に残らない」かららしいですね。

 

ドライブでも行きは長く感じますが、帰りは似た風景なので記憶には残りにくいそうです。

だから帰りは早く感じるそうです。

 

それで12月です。

12月と言えば2学期期末懇談があります。

 

当サイトで相談いただくことですが「懇談が苦痛」という保護者の方もいらっしゃいます。

「成績を読むと腹が立つ」「上から目線が嫌」など不快に感じられるそうです。

 

おっしゃる話非常によく分かります。

 

私は以前は特別支援学校で先生をやっておりました。

特別支援学校は複数担任なので懇談も複数人となることがあります。

 

「いや、言い過ぎでは・・・」と感じたこともしばしばです。

 

ただ

「こんなこと言っていいのかな・・・」

「先生に嫌われて子どもに影響が出ないか心配・・」

など心配になる保護者さんもおられます。

 

というわけで今回ケース別に書いていきます。すっきり終わらせて良い新年をお迎えください。

 

成績が読んでて不快なんですが・・・

photo by Guru Sno Studios

photo by Guru Sno Studios

 

非常によく聞く話です。

「〇〇が出来ない」

「このままでは問題なので危惧しています」

「〇〇のようになっていってください」

 

などダメ出しに近い文書を書く先生もいます。

 

私自身の経験ですが、私は大分ソフトに成績を書く方です。

そしたらですね、懇談でお母さんが私が書いた成績を読んで。

 

良かった。初めて人間扱いしてもらった

 

と感想を述べていました。

 

今までどんな成績だったんだ??」と思うじゃないですか。

で読んでみたんですよ。その子の過去の成績を。

 

まぁものすごいダメ出し文書でした。

でもその子は問題行動の少ない子なんですよ。ただ発達はクラスの子と比べて遅れています。それだけ。

別に自分自身を良いように言いたいのではなく、なんでこんな文書になるか分からないところです。

 

ただ先生の考えが理解出来れば多少溜飲が下がるかもしないので、少しお話しを。

ダメ出し文書の多い先生って「いかにも先生なタイプ」だと思います。

 

真面目で派手すぎず、ていうか地味で、先生という枠からはみ出さないタイプです。

多分こういう先生って「正しいことは言っていい」と思っているんですね。

 

でも違いますよね?

正しいから何を言ってもいいわけがありません。

 

事実は言っていいなら頭髪の薄い人に「おい!ハゲ!」と言ってもいいことになります。

背の低い人に「背低いよねー?」と言ってもいいことになります。

ていうか「正しいの定義って何よ?」と思います。

 

これを言うことで気持ちが治まるなら」という意味で言いますね。

ダメ出し先生に出会った場合は「あ、この人分かってないんだな」と思っていいですよ。

 

苦情や要望は出してもいいものなの?

photo by travelwayoflife

photo by travelwayoflife

 

もちろんです。懇談で何もおっしゃらない方いますが遠慮せず言った方がいいですよ。

先生も2,3年すれば大変な保護者さんにあったりします。慣れているので大丈夫です。

 

もし気になるなら「すみませんけど・・・」など一言でも付け加えてもらえれば十分好印象です。

要望は出してください。

 

「学校にどうしてほしいのか」「我が家の考え」的なものは伝えておかないと相手のペースに巻き込まれます。

 

例えば、家電量販店にテレビを買いに行くとします。

何も言わなければ店員は「店員が良いと思うテレビ」を勧めてくるはずです。

 

「このテレビ最新なんですよ」

「大型で映画もキレイに見れます」

 

などですね。

 

その場合はどうしますか?言うまでもなく買うのは自分ですよね。店員のために買いものするわけがありません。

 

よって誰でも要望を出します。

「予算ないから安いもので」「寝室に置くから小型でいい」

と言うハズです。

 

学校も同じでいいと思うのです。

何でもそうなんですけど、専門家にお任せはどうなのかなと思う次第です。

 

例えば一流レストランでは「シェフにお任せ」というコースがあったりしますよね。

でもそれは正に一流の証で店の看板背負っているからこその価値のある「シェフのお任せ」です。

お任せにしたのに不味かったら店が潰れますから。

 

辛口になりますが学校の先生て看板背負っているわけではないのです。むしろ身分安定の公務員です。

分かりやすく言うと玉石混合なんですよ。公務員だけに。

 

お客さんの要望を聞かない限り満足のいく商品を提案出来ないはずです。

自身が納得する教育を子どもに受けて欲しいなら「自分はどうしたいのか」は言うべきだと私は思います。

 

そして要望を言う際はなるべく具体的にいうと親切ですよ。

 

宿題大変だからいらないんだけど・・

photo by Anssi Koskinen

photo by Anssi Koskinen

 

懇談終われば冬休み。短い間ですが宿題も出るはずです。

 

実は特別支援学校の先生も「宿題出していいのかな?」と悩むものです。

 

クラスには色んな事情を抱える子がいます。

「この子は宿題出しても大丈夫だけど、この子は負担になるかなー」と思うものなんです。

 

ただ「A君に宿題出して、Bさんには出さない」みたいなもの後々問題になるかもしれません。

だから先生は平等に冬休みの宿題を出したりしています。

 

保護者の方から「宿題は別にいいです」「年末年始は忙しいので・・」と事情を言えば「そうですか」と多くの先生は納得します。

 

まぁ宿題つくる手間も省けるわけですし・・・

 

来年度は担任変わってほしい・・・

photo by Chris Brown

photo by Chris Brown

 

最もヘビーな内容です。

先生の言っていることややっていることへの苦情、要望ではなく先生そのものへの苦情。

 

結論からいいますと、子どもが困っているなら言っておいた方がいいです。

 

もちろん本人に直接言うのは控えた方がいいですよ。

もめるだけですので。

 

言っておいた方がいい理由は「実は先生のためにもなる」というのもあります。

 

先生のためとはいっても、問題ある先生のためではなくその先生の周りにいる先生のためです。

 

ここで特別支援学校あるあるをお話しします。

 

特別支援学校というのは複数担任です。

これ特別支援学校の先生なら誰しも頷くと思いますが

 

誰と担任を組むかでその1年は天国にも地獄にもなります。

 

これ全く大げさではありません。

支援学校を3,4年経験すれば「分かるー」と誰でも頷くはずです。

 

それでですね。

とある先生が非常に問題多そうな人なら言っておいて方が家庭にも学校にとってもプラスなんです。

 

例えば人事を扱う先生が「んーこの先生は問題あるな」と誰かに思うとします。

「来年度は担任業務から外れてもらおう」と思うかもしれません。

 

でもそんな重大な決断は難しいものです。

大義名分もいります。

そこで「保護者からの苦情や要望」があると後押しになるんです。

 

先生って変な人もいますが、良心的な人も必ずいます。

やる、やらないの基準の最後は「子どもたちのためになるか」です。

 

保護者からの苦情、つまり「うちの子が困っています」という声はむしろ聞きたいくらいです。

職員室にいる8割の先生は「子どもが困っているんです」という言葉は苦情になりませんので。

 

「え?じゃあ残りの2割は?思わないの?」

 

と思いますか?思いますよね。やっぱり。

うん、まぁね。思っているんじゃないのかな。

 

クレーマーって思われないかなぁ・・・

photo by merec0

photo by merec0

 

そうやって気にされている時点で大丈夫ですよ。

本当のクレーマーは「クレーマーって思われないかな」「自分が間違っているのでは・・・」とは思っていません。

 

私自身「わぉ」というような保護者の方に出会ったことはありますが、そういう場合は迷いなく言ってきます。

迷っている時点で言いすぎたりすることもないと思います。

あとこんなブログ読んでいる時点であなたは真摯で真面目な方だと思います。いや、お世辞とかでなくて。

 

クレーマーな人は私のブログ読むわけないと思います。

相手の気持ちを気にせずガンガン言うタイプの人は「要望出すことが大事なんですよー」なんて話、読む必要ないですからね(笑)

 

この記事をここまで読んでいる時点で大丈夫です。自信もって懇談を迎えてください。

 

dai

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