道具が高すぎてボッチャができない・・・

photo by Sander van der Wel

photo by Sander van der Wel

 

ということでお悩みの方、多いかと思います。

私はとある県でボッチャ協会の役員をやっております。

 

ボッチャはやりたい人は多いのですが、問題は道具の値段が高すぎることです。

安くそろえるための方法です。

 

まずはボッチャボールを安く

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基本中の基本ボールです。

ボールを手に入れる方法は3つあります。

 

①借りる

これが最安です。タダですね。

「どこで借りればいいの?」となりますが、近くにある障がい者関連の体育館、市役所、社会福祉協議会に問い合わせてみてください。

結構ありますよ。

「ボッチャのボールだけもってます」みたいなところがあるのです。上手くいけば独占出来ます。

私は最初社会福祉協議会に行ってほぼ独占状態でした。誰も使う人がいないので独占出来るんです。

 

また役所に「ボール買って」と要望を出して成功した人もいます。

 

福祉課関連の人に相談してみるのも手です。

2016年にはリオパラリンピックの影響もあってボッチャの認知度は高まっています。

成功率は高まっていると思う次第です。

 

②作る

この方法を考え着く人多いと思います。実際私もこれをやりました。

結果おススメいたしません。

 

理由は

「非常に時間がかかる」

「壊れたらまた作り直さなくてはならない」

「性能的に面白くない」

という理由からです。

 

「それでもいいから知りたい!」という方向けにですが、作り方を紹介します。

①インターネットでガチャガチャの75mmのプラスチックボールを買う。

②そこに砂を詰めて、ビニールテープで固定。

③100均で売っている隙間テープを貼りつける

④赤や青のビニールテープで色をつける

という手順で作れることは作れます。

 

しかしです。

思いっきり投げたら割れました・・・

しかも転がりすぎるので楽しくもありません。

技術も向上しません。よって試合や大会に出ても負けてしまいます。

 

私はネットで作り方情報集めましたが「これはいい」と思えるのは見当たりませんでした。

 

③買う

こちらがおススメです。

「結局買うのかよ!」とツッコまれそうですが。

 

色々試しての結果です。

買う方が結果的に良かったのです。

 

で、「何を買うか」ですね。

 

ボールは大きく分けて2種類に分けられます。

ボッチャのボールは大別すると2つにカテゴリーされます。

硬いボールと柔らかいボールです。

 

硬いボールって?

硬いボールはインターネットでもスポーツ用品店でも扱っていることが多いです。

メーカとしてはサンラッキー社やモルテンなどがあります。

 

「カタログで硬いボールか柔らかいボール、どうやって見分けるの?」

というご質問をいただいたことがありますが、①価格帯②メーカー、の二つで見分けてください。

価格帯は3万円~5万円なら硬いボールです。※最後にコスパ抜群のボールを紹介します。


柔らかいボールって?

ハンディライフ社(KENKO)とメイトー社製のボールになります。

ハンディライフ社はこちらです。

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メイトー社製はこちら

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ハンディライフ社は楽天で7万円メイトー社はハンディライフ社よりも安いですが、6万円台です。

「高っ!」

 

と思われるでしょう。

そこで!

最も高価なハンディライフ社製ボールを市販よりも安く変える方法を教えます。

 

日本ボッチャ協会で安く買うための方法

一般社団法人の日本ボッチャ協会という機関があります

 

日本ボッチャ協会では会員価格でボールを割引価格で買うことが出来ます。

1割から2割引ですが、高価なので元はとれます。

楽天などで通常購入するより安価ですのでお得です。

協会ホームページ内に用具販売のページがあります。

日本ボッチャ協会

 

コスパ最強!?ボッチャボール!

2018年追記です。

やりました。コスパ最強のボッチャボールをみつけました。

 

上述のケンコーハンディライフも悪くはありません。

ですがコスパではこれが最強。

ハンディライフベーシックセット。

お値段なんと4万円!!

 

このボール4万円でありながら柔らかいのです。

画像では伝わりにくいかもしれませんがちょっとみてください。

押し込めているのが分かりますか?

「このレベルが4万円で買えるの!?」と感動しました。

良い時代になったものです。

 

名前の通りハンディライフ社製のベーシックなボール。

皮が安物の合成皮革ですが性能自体は悪くありません。

高級品と遜色ないレベルに真っ直ぐ転がります。

 

はっきり言って2万、3万円台の安物ボールを一掃するレベルです。

1万円余分に払うわけですが元は充分とれます。

 

もう少し説明しましょうね。

ついてくるのはボールと指示板、あとバッグのみ。

高級ボールにはルールブックやメジャーなどついてきますが、メジャーは100円ショップので代用可能です。

 

ルールブックはこのサイトを読んでください。

本を全部読んで覚える必要はないですから。

 

本当に最低限の「ボールだけ」のセットですがコスパは最強です。

「まずは最低限の装備を」と望まれる方はこれを強くオススメします。

ハンディライフベーシックセットです。4万円。

 

ちなみに7万円ほどするハンディライフボールも紹介して比較してみましょう。

いわゆる高級品です。

↑こういうファスナー、ショルダー付のカバンに入っています。

中を開けるとこんな感じ。これだと何個あるか一目瞭然。ポケットもあって収納力がある。

ボッチャ専用メジャーがあってより確実な計測が出来ます。

こちらはメジャーでは距離を測定する計れないコンパスです。

 

高級のハンディライフボールはバッグ、メジャー、コンパスが付いてきます。

 

ですがぶっちゃけパラ出場や日本選手権制覇などを目指さないのであれば、専用メジャーなど必要ないです。

100円ショップのメジャーで充分ですよ。

コンパスも必要ないです。なんなら代用も可能です。

バッグもボール入ればよくないですか。

 

最も大切なボール性能だけに絞ったこのハンディライフボールベーシックセット。

 

ただこちら楽天やアマゾンでは買えません。

アポワテックという会社から直接購入か日本ボッチャ協会から購入出来ます。

リンク貼っておきますね。

アポワテックへ

 

領収書や見積もりなどの対応もしてくれる会社です。

あ、私この会社の回し者とかじゃないですよ。

悪いものは「このボールは超絶ダメ!」と言いますので。※以前言い過ぎて怒られてしまった。

 

アポワテックのボールで一番安いのがこのハンディライフべーシック。

「最初は安いボッチャボールがほしい」というならこれがベストバランス。

オススメです。