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 プラス思考になるには

先日、滋賀にあるボッチャチームの練習へお邪魔してきました。

チーム名は滋賀ライトニングス。

パラリンピック候補江川拓馬さんが率いるチームです。

 

チームに私が先生時代の元生徒がいます。

上林さんという24歳の男性。

脳性麻痺による電動車椅子ユーザーです。

 

彼がいなければ、このブログの存在もありません。

私の人生を変えた人でもありますね。

 

この日は大学生がライトニングスを取材しに来ていました。

その中の一コマ。

大学生の方が「ボッチャの良さはなんですか?」と質問していました。

以下、上林さんの言葉です。

「ボッチャに出会う前はマイナス思考でした。始めてからプラス思考になってきました。ボッチャってこんなに変えてくれるスポーツなんだなって思ってます」

マイナス思考で悩んでいる人はぜひ参考にしていただきたい。

 

上林さんのスゴいところは自分を偽らないところ。

「スポーツをやりたい」と中学生のとき担任の先生に相談しました。

ボッチャというスポーツがあることが分かりました。

ただ県内にボッチャ団体はなく、中学時代はそこで頓挫しました。。

 

高校生になって、ボッチャに詳しい先生がきました。※私です。

「やってみるか」ということで最初は二人で夜の体育館でやりました。

 

上林さんは自ら友達誘ってドリームスというチームが出来ました。

チームが出来たら試合がしたいですよね。

県内に興味ある人がいるのが分かり練習試合&大会開催。

そこから滋賀県ボッチャ協会発足。現在に至ります。

 

上林さんは自ら行動して夢を叶えました。

 

学校でも社会でも。

「これをしなければいけない」というマスト(must)思考が覆っています。

マスト思考の中にいると、「やってみたい!」という夢は抱きにくくなります。

 

私たち大人がすべきは夢の創出です。

誰にでも生まれ持ったセンスがあります。

上林さんは「スポーツしたい」というセンスがありました。

センスを偽らず発し、応える大人がいました。

 

夢を抱いて、実際に行動して、夢が叶った。

この一連の流れで人は前向きになれます。

 

「前向きになれよ」

「ポジティブな方が人生楽しいよ」

「こんな考え方もあるんじゃない?」

これは全部間違いです。

人類史上、このような言葉かけで前向きになれた人は存在しません。

 

よーく周りを見渡してみてください。

今、世の中はマスト思考で覆われています。

夢とマスト思考は天敵関係です。

能力や出来ることを増やしたら夢や目標が出来るんじゃないです。

 

夢は最初からあるんです。

「いいな」と興味を持ったり、手を伸ばす先に夢があるんです。

 

ジタバタしましょう。

抑圧や我慢を続ければ幸せがやってくるのは厳しいですが幻想です。

上林さんの成功は自分に嘘つかず、やれるだけのことをやったからです。

 

人生においてプラス思考や前向きさがどれだけ大切かは言うまでもありません。

もちろん特別支援学校に通う子どもたちも同じ。

絶対やってはいけないのはマイナス思考にさせること。

プラス思考でいられれば道はどこかで必ず開けます。

 

上林さんは生きるコツを「人との繋がりだ」と言っていました。

これを言えるのは彼がいつも自分で考えて失敗と成功を繰り返したから。

自分なりの成功法則を上林さんは持っています。人生を開ける人は誰もが同じ。

 

上林さんは特別なのではありません。誰でもなれます。マスト思考からの脱却です。

上林さんは学生時代から自分の想いを話すことをよくしていました。

これが非常に大事。話すことで自分の気持ちを確認出来ます。

何でも話せる相手を見つけるとマスト思考から出られます。

 

子ども時代は夢を抱くのに最適な時期です。

この時期に夢が分かり、叶えられた子は必ず前向きになれます。

 

最初は小さい夢から始めます。

「あそこへ行ってみたい」「こんな遊びをしてみたい」「もっと知りたい」などなど。

 

上林さんは今では一人暮らしをされてます。

これもご本人の力です。

「一人暮らしをしたい」と夢を抱いて、言葉にして実現させた。

 

今では毎年ボッチャ日本選手権に出場されています。

「夢はパラリンピック。次に国体」とおっしゃっていました。

彼はリア充だと思います。

「これだ」と思えるものを見つけた人の空気を持っています。

上林さんの人柄は温厚で気遣いが出来る。そして夢がある。

「良い子」「良い人」だけに終わらず、自分の意志を出し続けた結果です。

 

夢は一部の人の特権じゃなくて、もっと平等なものです。

邪魔をしているのはマスト思考。

マストからのウォント(したい)思考への移行です。

 

あがくこと、抵抗することです。

格好つけるのはやめましょう。ジタバタしましょう。

 

降り続けた手は誰かが握ってくれます。

世の中には本気で誰かを救いたいという人がいます。

 

絶望なんかありません。

あるとしたらマスト思考に覆われたとき。

覆す方法はあるし、誰にでも夢は抱けます。

マイナス思考から脱却してプラス思考へ。

夢じゃないですよ。